自分ごとやめたくなった次の日も出勤している社員の価値は

数年前Twitterで、なにかのタグをつけて投稿したら枡野浩一さんから短歌の返信をもらえるということで投稿した短歌がこれだった。「社員には価値はないけどあなたには価値を感じている人がいる」という短歌が返ってきたときは、二重にうれしかった。
まさか返信があると思っていなかったのにもらえたということと、この頃は引き継ぎたての慣れない仕事にに加えて我流で仕事をしたがってなかなかできるようにならない後輩の指導が重なって死にそうだったから、なにか一気に報われたような気がしたからだった。
もう会社を辞めようか、いっそのこと自分ごとやめてしまおうか、その頃は毎日考えていた。まだ経験も浅くて上手く上長への相談もできなかったあの頃、枡野浩一さんの返信によって、辞めるならせめて会社だけにしておこう、と思った。もしかして出勤している以外の私に価値を見出す人がいるかもしれないし、そもそも出勤しなくたって私は私なのだから。