わたしだけの乳がん物語
乳がんになったわたしが体験したこと、そしてそれに対してただひたすらどう思ったか、どう感じたかを綴っていこうと思います。
有益と思われる情報やノウハウを盛り込むことは意識していません。啓発でもありません。
家族にすら話していないこと、友人知人の誰にも話すつもりもないこと。この気持ちは自分ひとりだけのもの。きっとこの先記憶が薄れていくのだろうけど、忘れたくないから文章に残しておくことにしました。
1人1人の人間がみな違うように、「乳がん」という同じ病名であってもその体験や感じ方は違います。重い軽い、大きい小さい、強い弱い、深い浅い、取るに足らない譲れない、わたしよりまし、わたしの方が深刻、わたしならこっちを選ぶ…そんな風に誰かと比べるのではなく、わたしだけの乳がん物語を記していきます。
そしてこの物語が、どこかの誰かの気持ちにほんの少しでも寄り添うことができたのなら、わたしの気持ちも少しずつ癒されていくのだと思います。
これまでの主な経過
2020年に会社を辞めるまで1年に1回健康診断、人間ドッグを受診していました。
2008年‐2014年:右乳腺充実性病変
2015年‐2017年:異常なし
2018年‐2019年:左乳腺繊維線種
2020年9月:左乳頭分泌物→細胞診の結果良性
2020年9月‐:1年ごとにマンモ、半年ごとにエコーを受診
2023年5月:右しこり増大、細胞診→クラス3b
2023年6月:右マンモトーム生検→非浸潤性乳管癌
2023年7月:紹介先病院で初診
2023年8月:術前精密検査、手術方針決定
2023年9月:入院・手術(右胸全摘、再建無し)→病理検査で微小浸潤あり、ステージ1aで確定。タモキシフェン5年
2024年2月:エコーで対側の左側に影、細胞診→クラス3
2024年3月:左マンモトーム生検→良性の乳管内乳頭腫
経過観察
思い出した感情や事柄もどんどん追記していきます。掲載する画像の内容によっては有料とさせていただいています。