ちはやふる
末次由紀
出版社:講談社
出版社シリーズ:LOVE/mimi
発売年月日:2008年5月13日
これは手元に置いて、
いつか子供にも読ませたい。
と、私にとって初めての「大人買い」になった名作。
当時出てた巻まで揃えると1万弱。
節約節約の専業主婦にとっては、何でもない日に
ネットでポチッと・・・とはいかず、
なにか自分や相棒を納得させる理由が必要だと
自分の誕生日まで数ヶ月待って購入したのも
良き思い出。
思いの強さ、ひたむきな姿勢、人間味溢れる登場人物、そしてなにより美しい。
でもその美しさは決して百人一首という
雅な雰囲気の美しさではなくて、
むしろ雅な世界っぽいのに
むしろゴリゴリの体育会系にも思えるほど。
メインとは言えない周囲を取り巻くキャラが
良すぎて、気がつけば涙が止まらない。
ここまでひとつの「好き」に打ち込める
千早が眩しすぎて、羨ましい。
そして知らない世界の苦しみや葛藤、
「そこ」に行き着くまでの壁を、こんなにも
我が事のように知れるのがマンガのいいところ。
嗚呼、マンガって最高!
改めて思わせてくれた名作。
学生時代に感じてた文化部のイメージに
光を当ててくれてありがとう!