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大人がはしゃいだっていいじゃない
どうも、ゴキブリの気配を察知する能力が
グングン成長してる系女子の私です🙋♀️
日が暮れた後の道路に潜むゴキブリの気配もばっちり感知します←
恐怖です(笑)
魚を網で掬おうとして祖父母の家の前のドブ川に落ちたり
高い所から飛び降りた拍子に唇を噛んで病院に運ばれたり
なにかとお転婆だった幼少期。
大人と呼ばれる年齢になってからも
毎年「美白」を目標に掲げるも叶った試しはなし、常にガン黒。
そんな感じでいつまで経ってもピーターパン症候群な私は
タイの新年(毎年4/13~15)を祝うお祭り
ソンクラーン(水かけ祭り)が大好きだ❤️
参加自体は1度しかしたことがないのだが、間違いなく人生の中で
クレイジーになった瞬間TOP3に入るソンクラーン。
どんなお祭りかというと、至ってシンプル✨
『日が上ってから沈むまで、出会う人全員に水をかけ、かけかえされる』
子供の頃に夢見たお祭りが実在したのだ。
それも街全体が舞台の水かけ大戦争ときた。
この見た目は大人、中身は子供の私が参戦しない訳にはいかなかった(笑)
当時マレーシアで働いていた私は同僚の子とタイ、チェンマイへ飛んだ✈️
同僚のハワイ在学時代の恩師も現地で合流し、いざ出陣🔥
まずは武器の確保だ。丸腰では勝てる見込みがない。
物価の安いタイで日本円にして1000円もする巨大水鉄砲。
(1000円あれば、Changビール何本飲めることか...)
そこに水をパンパンに入れてもらい街を徘徊する。
というか、もう武器を物色中、すでに周りからの先制攻撃を受けて
全身くまなくビチョビチョなのだ🤣
ソンクラーンに参加する時は余計な荷物は持たない(スリ防止の為でもある)
必需品は必ず防水バッグに入れる。これだけは忘れてはならない。
たった3日で何人もの戦士たちのスマホが水没してるのを
見てきたので間違いない←笑
大の大人が国籍、性別、職業、何もかも関係なく目が合えば水を掛け合い
どこからともなく飛んでくる氷水に悲鳴を上げ
トゥクトゥク(バイクタクシー)に乗って逃げる人たちを追いかけ回し
そして追いかけ回される。
こんなに楽しいお祭りが年に3日もあっていいのだろうか←
同僚の恩師とはぐれてしまった私たちは日本代表だと言わんばかりに
色んな人に勝負を挑んだ(笑)
白熱した戦いを繰り広げたロシア人には
「You guys are crazy Japanese(イカれ多日本人だぜ!最高👍)」と言われたし
劣勢のタイ人チームに加勢した時には
本当に救世主が来たかのような喝采を浴びた👏
みんな最高にいい笑顔だった。
子供みたいな大人たちが街中に溢れてた。
もう一度言う、こんなに楽しいお祭りが年に3日もあっていいのだろうか←
「水をかけないで」が通用しない3日間(笑)
「私はダメよ、ノースプラッシュ」とクールに言い放った
欧米人は5秒後に頭からつま先までビチョビチョで
彼氏が放送禁止用語を叫んでいたが、ソンクラーンでは
水をかけられることは有難いことなので怒ってはいけないルールなのだ。
もちろん、見るからに濡れると困る人や仕事中の人にはかけないのは当たり前。
ただ、旅行者で水をかけられたくないというのであれば
この時期にタイに行くのは避けるべきだろう(笑)
朝起きて化粧もせずに(正直、眉毛だけは描いてた)
水鉄砲に水を入れて街に繰り出し、帰ってきたら電池が切れたように寝る生活。
(本当に同僚がシャワー浴びてる間にソファーで寝落ちて起こされてた)
何度でも言おう、こんなに楽しいお祭りが年に3日もあっていいのだろうか←
あんなに無邪気に1日を過ごしたのは大人になってから初めてだった。
大人になってもあんなに無邪気に1日を過ごせるんだってびっくりした。
無邪気なみんなの楽しそうな顔と声が頭にこびり付いてしばらく離れなかった。
タイの旧正月を祝う神聖な行事、ソンクラーン。
旅行者の私は完全にその催しに乗っかって楽しんだだけやけど
あの日私は素晴らしい1年が始まることを確信したのだ。
その思い出のほとんどを動画で残してたので、noteに上げれないのが悲しい😭
去年、今年と2年連続中止になってしまったソンクラーン。
来年こそは、いや、来年じゃなくてもいい。
世界が元気になったら必ず素晴らしい新年を祝って
みんなに水をかけまくりに行くと心に決めているのです❤️