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ウォーターサーバーは必要か

私は目を覚ました。
深夜2:00 エアコンの暖房で空気は乾燥し、喉はカラカラだ。
どうやら今日も寝落ちていたみたいだ。
眠くて気怠い身体を持ち上げて、何か飲もうとキッチンへ足を運ぶ。
ゆっくりと流れていく景色には洗われていない食器達が通り過ぎていき、同時に妻の怒った顔も思い浮かんでは消えていった。
「あぁ…俺の任務か…」

その前にこの乾いたのどを潤さねばならない。
私はペットボトルに1口分程度だけ残ったミネラルウォーターを一気に飲み干す。

足りない。

ここで私の脳はフリーズした。

"この家、飲み物がもう何も無いぞ"

大した問題ではありませんが、寝起きの私の思考は止まり真っ白になりました。

今回は飲料水、つまりウォーターサーバーに依存した生活の話をします。

ある日、我が家には突然ウォーターサーバーがやってきた。
というのも、少し長くなりそうなので内容は割愛するが、悪い言い方をすると妻が某ショッピングモールで騙されたかの如く、契約をしてしまったからだ。

契約をして帰ってきた当日
「あのう、ご相談があります…」
と妻がこの話をしてきて
"相談じゃなくて事後報告やないかい"
と、注意を促した記憶が鮮明に残っております。

さて、このウォーターサーバー。
騙されたかの如く契約をして我が家にやってきたものの、なかなか便利な代物です。
息子が赤ちゃんの時なんかは、本当に助かりましたし、妻に契約してきてありがとうとも思えるほどの仕事ぶりを発揮します。
いつでも冷たい水が飲める。
そんな利便性も3年も経つと"あたりまえ"になっていき、ここあたりで我が家に来客された方に一言申されました。
「ウォーターサーバーって必要?」

枯渇を忘れた私の脳は真っ白になりました。
「お前何言ってんの?」
と言わんばかりにポカンとした覚えがあります。
確かに、生まれてから少し前までウォーターサーバーがない生活をしてきましたし、絶対に必要か否かと聞かれれば絶対に必要なものではない。あれば助かるくらいなものだ。
しかし、それは無料ではなく有料の飲料水のお話であり、これから息子の成長に伴ってお金もかかってくるので毎月のランニングコストは抑えたい。

我が家は"解約"を選びました。

昨年11月にウォーターサーバーを返却し、今では買ってきた2Lの水を何本か備蓄して使っています。

そしてたった今、その備蓄の最後の一口を飲み終えてしまったわけです。

読んでいる方に伝わるか不安ですが、
いつでも水が飲める贅沢な生活をしていた人間が、ふと飲み物がなくなった時、頭が真っ白になりました。

スマホを家に忘れて外出してしまった時など、自身がどれだけスマホに依存しているか気付きます。ほんと何も出来なくて何をして良いのかわからなくて一瞬真っ白になるんです。間違いなくスマホ依存ですよね。

今回の件でもそれに似た、いや同等の真っ白フリーズ状態になったので、これも間違いなく"依存"なのだなと思い記事にしてみました。

ウォーターサーバーのランニングコストも家計を逼迫する事案でもないのです。
月々まぁ大体¥5000は最低でもかかるメーカーさんでした。それと毎月電気代が¥1200ほどかかっていたようです。

しかし今は、スーパーやコンビニでもお水は安く手に入れる事ができます。買う手間がかかってしまいますが、こちらの方がランニングコスト的にはだいぶ懐に優しくなります。

あと、いつ起こるかわからない災害時にとりあえず大量の水があることは安心にもつながりますし、特に乳児がいるご家庭には是非お勧めしたいですね。
私は東日本大地震の時、世の中から水が売り切れて無くなり粉ミルクが作れない家庭を近くで見ました。
本当に困っていました。

なので、導入を検討されている方の参考になればと思います。

サクッと短文で終わらせようと思っていましたが、予想以上に長くなりました。やはり書くことは楽しくてついつい長く書いてしまいます。笑
今日はこの辺で。

My cloudsでした。
(古畑任三郎 風に)


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