体圧分散って何のこと?
敷き布団を探していると時々現れる「体圧分散」という言葉。実は赤ちゃんの安眠に関わる大事な数値なんです。
株式会社ニシザキで製造している「固わた敷き布団」と「洗える敷布団」の体圧分散を、データを元に比べてみました!
こんにちは、ミュッケポッケの加藤です。
普段お問合わせで敷き布団のお悩みを聞くこともしばしば。自信をもってお答えできるように、敷き布団の選び方について学びます!
今日は我が社のアイドル的存在、品質管理担当のカメさんに来て頂きました。
どうも~
会社ではみんなにカメさんって呼ばれています。
どんな基準でベビー布団を選べば良いの?
ベビー布団を製造・販売しているニシザキには、お客様から「どの敷布団がいいのか」というお問い合わせがとっても多くなっています。
結局、清潔さをキープしたい人が多いだろうという理由から「丸洗いできるお布団」を勧めちゃうこともしばしば。
もちろんそれ以外にもお勧めポイントはあるんですけどね。
そもそも赤ちゃんが布団の上ですやすや眠れるために必要なことって何でしょう?
敷布団と合わせて使うシーツの肌ざわりの良さや汗の吸いやすさ、乾きやすさなどがあるけど、最近注目されているのが、「体圧分散効果」ですよ。
体圧分散ができていないとどうなる?
サイト上でもよく見かけるようになった「体圧分散に優れています」というワード。
圧力を分散するっていうのは何となく分かるけど…?
それが無いとどうなるのか?分かりやすく教えてもらいます。
赤ちゃんが布団に寝たとき、赤ちゃんの体重が数か所に集中して加わるとその部分に大きなストレスがかかります。そのストレスが安眠出来ない要因になる可能性もあります。
それを解消するのが、体圧分散です。
△体重が数か所に集中→大きなストレス→安眠できない
↓
◎体重を分散させる→ストレス軽減→安眠できる
それが体圧分散の効果!
なるほど。小さい体にストレスがかかるとかかわいそうですもんね・・・
体重が集中するのを解決するには?
そういえば寝起きっていっつも背中とか腰が痛いですよね。
これが体重が数か所に集中するという事なんですね…!
一日の大半を眠って過ごす赤ちゃんだと、大人よりもずっと負担がかかりそうな気がします。
でも一体どうすれば解決できるのでしょう?
赤ちゃんの体重が、体が布団に触れているところに同じようにかかるようにすれば解決できますよ。
カメさんによると敷き布団の中わたには、ある工夫が必要だそうです。
◎表面は柔軟性が高いこと:体型に沿った沈み込みで接地面積を増やす
◎中心部は硬さがあること:安定した下支えができる
これで体圧の分散ができるそう。
言葉にすると難しい…(;´・ω・)
でも体圧分散ができてるかどうかって、作り手や個人の感覚によって感じ方が違う部分でもありますよね?
大人ならともかく、赤ちゃんに「寝心地どう?」って聞いても「ばぶー」しか回答がないんじゃ・・・
圧力分布を測定する方法
個人の感想で寝心地の良さを聞いても、いまいち信用ができないもの。
でも現在では、寝たときの圧力分布が測定可能な体圧分布センサー(ソフトビジョン)という機器があり、その機器で有効な測定結果が出せるのだそうです!
客観的なデータなのでわかりやすいよ。ほら。
あっ!? 下の「V−LAPを2枚重ねた洗える敷布団」の方は赤い箇所がほとんどないですね!
そうそう。
・赤い部分は圧力値が高いところ=体重が集中して寝心地が良くない。
・逆に何もないところは圧力を感じにくい=寝心地が良いってこと。
このように客観的なデータだとわかりやすいし、信頼できるでしょ。
緑の部分は赤に比べると圧力値は低いので、この比較だと画像資料2枚目の敷布団の方が体圧分散に優れていることがわかります。
▼ネットショップで体圧分散のベビー布団を購入できます!
まとめ
敷き布団はたくさんの種類があって迷ってしまうけど、「清潔さ」「寝心地の良さ」など、一番優先したいポイントを決めると効率的に選べそうです。
敷布団を選ぶときに迷ったら、体圧分散性に優れているかどうかを判断基準の一つにするのもいいですね。
カメさん、本日はありがとうございました!また何かわからないことがあったら聞きに来ますね。
ええ、知識は豊富にありますから!いつでもどうぞ~
Profile
加藤 kato
ミュッケポッケWEBデザイナー。神奈川県出身。WEBデザイナーといいつつ、お問合わせやご注文対応、製品開発や営業職もやっている、ネットショップ運営が大好きな人間です!でもベビーアイテムについてはまだまだ勉強中…。お客様や周りのママさんからたくさんのアドバイスを吸収しているところです('ω')ノ