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楽園は果てにはあらず ラベルも雑音(おと)も火にくべ花や石を涵す
考へてをり春寒くふるへをり
泥濘みの乾いた欠片めくるうち微かな黄金色の閃く
370円のハイボールの横で回す指輪 Cf. 中山恒夫編訳『ローマ恋愛詩人集』国文社、1985年、448-452頁
銀よ銀よお前なしじゃ噛みしめられぬ
磨き上げた者も見ていた者たちも去った後に話し続ける石