まずは与える人になろう！の呪縛。

自分が満たされていれば、
自然と与える人になっていく。

先に与えようとするから、
疲弊するのだ。

「人のために」を手放せないのはなぜか。

家事に、仕事に、育児に、
目の前のことをただこなす。

自分のやりたいことや、
好きなことは後回し。

そんな人が多いとよく耳にする。

こんなに時間を使っているのに。
家族のために頑張っているのに。

なぜ私だけ？と、
いつまでも与える人になれない。

与える人にならなきゃ！と
負のループに陥ってしまう気がする。

なぜ負のループに陥るのだろう。

それは、
ビジネス書などを読むと
こう書かれているからではないか。

「ギバーになりましょう」

ギバーとは、与える人のことだ。

人に知識を与える。
人のために、得意を活かす。

人に、世間に、社会に、
まずは与えよう。と。

分かる。
分かるのだ。

ただ。

自分が満たされていないまま、
人に与えるとどうなるだろう。

「なんでありがとうって言われないの？」
「なんでお金にならないの？」

と、不満が募っていくのではないか。

自分が満たされていれば、
人に感謝なんて求めない。

お金にならなくても、
身近な人を助けたい。

そう感じるのではないか。

まずは与える人になろう！と
意識している時点で、

与える人にはなれない。

まずは、自分を満たそう。

「自分のため」に、もっと遊ぼう。

自分を満たすとは、
具体的にどういうことでしょうか。

人によって違います。

例えば私なら、

• 街を散歩をする

• 推しの音楽を聴く

• 推しのライブに行く

• ミルクティーを飲む

• 読書をする

• お気に入りの服を着る

など、数えきれないくらい
やりたいことや好きなことがあります。

一方で、

好きなことを後回しにしながら
個人事業で開業した結果、

気持ちがどんどん疲弊した経験があります。

だからこそ、
もう後回しにはしません。

今は毎日のように「遊んで」います。

SNSやnoteの存在を
忘れかけるくらい、

お仕事も、プライベートも
楽しんでいるのです。

そんな毎日を過ごすポイントは
ただ1つ。

やりたいことや、好きなことをするための
時期や時間を先に決めてしまうこと。

見たいテレビ番組があるなら、
Googleカレンダーに入力しておきます。

忘れない工夫をするのです。

与える人になりたい！は、
もう卒業。

自分を満たせば、
気づかないうちに与える人に
なっているはずだから。