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「サイドFIRE」を目指す40代独女のしがない休日


カフェで妙齢女子トークを満喫

最近、週末はいつも疲れ果てて、家でホットカーペットの上に寝そべっている。

さすがに寝そべったままだらだらYouTubeを見ていたら日が傾き始めていたたまれなくなったので、散歩がてら近所のカフェへ。行き道の海風が冷たくて、競歩で向かう。途中にあるイチョウのきれいなこと!あっという間に秋が終わりそうだなあ。

コーヒーを飲みながら、読みたかった本に集中。私はカフェという空間が好き。家とは違う、ほどよいざわざわ感が集中力を高めてくれるから。そして、何気なく聞こえる近くの人の会話を聞くのが好きだから(笑)。カフェと温泉は心の満足経費として休日OKとしている。

今日はカルチャースクール帰りのような女性グループがお隣の席にいらした。席につくやいなや始まる弾丸トーク。

まずは30代前半くらいのさっぱりした感じの女の子の職場相談。
「同僚は私の前ではいい人だけど、絶対に陰では見下している。どうし返せばいいかわからない」見た目とは裏腹に感情どろどろでビビる。

50代くらいの主婦の「夫と同じ部屋で過ごすと気が滅入る。匂わなくても臭い気がする。犬とかに生まれ変わってほしい」という非情な愚痴。

それらを、グレイヘアが素敵なマダムがバッサバッサと斬っていくのがおもしろい。思い切り聞き耳立てて、味あわせていただいた。
私だけじゃない。皆、心が暗黒に覆われたり、酷い言葉を吐いてみたくなったり、そうやって心のもやを溜め込んで吐き出して生きているんだなあ。

帰り際「かしましくてごめんなさいね」とマダムに声をかけられ「いえ、とっても楽しかったです」と答えたら、30代女子が絶望的な顔をしていた。

柿がじみじみおいしいお年頃

夕飯は牛タン(うまい。ふるさと納税リピ確定!)とシシトウと椎茸を焼いたの。柿にクリームチーズ挟んだの。アーモンド。赤ワインを炭酸で割った最近マイブームな謎の飲み物。を好き勝手つまむスタイル。

今年は生まれて始めて、柿のあいまいな味がしみじみ美味しいと感じて、自分の味覚の成長に驚いている。ラフランスみたいな華やかさとは違う、さりげない素朴な甘み。癒される・・・。

で、食後はみたらし団子とほうじ茶。ところが、スーパーでつい買ってしまったみたらし団子が、粉っぽいというか生煮え?というか、とにかくモチモチ感がなくて美味しくなかった。貧乏根性でプラス1本に釣られて買ってしまったのが悔やまれる。

今度からは和菓子屋さんで、おいしいって思える団子を1本だけ買うようにしようと心に誓った。心と体と財布の幸せために。

今日読んだ本

日経womanの大好き連載、昼スナ紫乃ママの新刊
『「会社を辞めて幸せな人」が辞める前に考えていること』

私はまったくもってこの本に出てくるようなキャリアの持ち主ではないけれど、共感と学びにあふれた一冊だった。ただサイドFIREしてのほほんと暮らし、適度にノマドワークで、というだけではダメだぞという自戒を込めて。

でも、考えて、行動して、考えて、行動して・・・その繰り返しに疲れてしまっている自分もいる。復活する日はくるのだろうか。

とりあえず、今できることからコツコツ、がんばろ。


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