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#560 一番好きなRPGは ”Final Fantasy X”

2024.4.6.
昨年9月、バーで隣にいた10個下の男性に「ゲームは時間の無駄だからやらない」と言われた。確かに正しいかもしれない。

小学生の頃はぷよぷよにハマった。しかも、黒澤さんという友達の家のPCでしかできなかったので、その子の家に行ってぷよぷよするのが楽しみだった。

ぱよえ〜ん

テトリスにもハマって、テトリスだけができるめちゃ小さいゲーム機みたいなものを持っていた。

懐かしい!

家のPCではシムシティ2000ができた。街を作るって面白いなあと思ったし、災害が起きて発狂したりしていた。

水と電気の必要性とか、工場近くの公害とか…勉強になる面も。

ゲームボーイで初期のポケモンを楽しんだりもした。収集と育成の楽しさを知る。

原点

中学生以降では、家にプレステが登場。持っているソフトは少なかったが、パワプロをやった記憶がある。

頑張りすぎると肩爆弾やひじ爆弾持ちになるとかね

お試し版でプレイしていた「I.Q.」というパズルゲームも大好きだった。きれいにクリアするのも気持ちが良かったし、操作をミスってパニックになるのも楽しかった。

「perfect!」



そんな、パズルゲーム偏重な私のゲーム歴だが、RPGで唯一ハマったものがある。それが題名の「Final Fantasy X」だ。

大学時代、一人暮らしをしていた私。これまで興味はあったが手を出してこなかったRPGなるものが気になっていて、やってみることに。そしてその背中を押したのが、FFXのCMだったと思う。

このタイプのCMだったか記憶にないのだが、とにかく「映像がきれい」というのと「恋愛小説っぽいストーリー」に惹かれ、初めてプレイしてみるRPGをこれに決めたのだ。

ちょうどその時期に部活で足を捻挫し、練習に出られなくなっていた。むしゃくしゃする気持ちの中、朝から晩まで寝転がって捻挫した足を高くし、FFXをしていた。気付いたら外が暗いなんてことが何度もあった。

RPGのプレイスタイルには性格が出るように思うが、私は「できる限り完璧に進めたい」というタイプである。めちゃくちゃ分厚い攻略本を古本屋でゲットし、それを読み込みながら、できるだけイベントを外さず取りこぼしのないように進めていく。

さて、FFXの魅力はどこにあったのだろうか。



★映像がきれい!

私がやってみたいと思った要因の1つでもある、映像のきれいさ。下のPVと題名が付けられている動画にあるように、物語の重要シーンではこんな感じの映像に切り替わる。ゲームを進めるときの画質は少し粗めにはなるが、それでも超初期RPGのドット絵的なものに比べたら美しすぎて…!

当時としてはあまりにきれいすぎて、セーブやロードに時間が相当かかるのではという感じだったが、それも全く気にならなかったのは、技術の進歩としか言いようがない。


★ストーリーがいい!

このてつおさんという方の解説動画が、非常に分かりやすくまとめられていて、これ見るだけでも当時の記憶が蘇ってくるよう…。ネタバレでしかないので、見たくない方は飛ばしていただいて。

しょっぱな、主人公は全然知らない世界に飛ばされるので、プレイヤーと同じ理解度・目線でその世界のことを徐々に知れていくところも良い。

ゲームを進めていくと、衝撃的な事実がいくつか判明していくのだが…最後に分かる事実が悲しすぎて、最終決戦の遺跡?に向かう道で、私、ずーーーっと泣いていた記憶がある。この解説動画のコメント欄も、「解説だけで泣ける…」と言っている人がいっぱいいる。


★ゲームの仕様がいい!

この頃になると、RPGにはオンラインゲーム形式のものもあったと思われるが、FFXはそうではない。オンラインゲームをしたことがないのだが、私はネット上で知らない人とパーティーを組んだりすることに面白さをあまり感じない。できれば一人で進めたい。そんな人にはFFXが合っている。

そして、バトルのときに「そのままオンタイムで戦う」ものと「ターン制で戦う」ものがあるそうだ。FFXはターン制。オンタイムだと確実に慌ててしまう私にとっては、落ち着いてプレイできるこの形がとても良かった。

さらには…キャラクターたちは戦って経験値を得ると決められた通りに成長するわけではなかった。「スフィア盤」という成長マップのようなものを使って、どんな風に成長させたいかの方向性を決めることができたのだ。これも面白かった。

スフィア盤のデザインもすてきよね


★音楽がいい!

音楽がまた良くて。こちらはFFXコンサートの様子。ゲーム中の楽曲がたくさん演奏されている。

中でも、オープニングで使われている「ザナルカンドにて」は頭に残るメロディで、ストーリーの悲劇性とも重なって、聞くと泣ける人続出の名曲である。
街中でこの曲を耳にしたら、「ザナルカンドにてだ!!!」と反応してしまうこと間違いなし。



今となっては、朝から晩までゲームに没頭できていた時間が貴重だったなと思う。あれだけ自由な時間があったなんて、大学生って贅沢だなあ。

こんなストーリー・映像・音楽・ゲームの仕様がドンズバなゲームに出会えるなんてすごいことだし、そもそもゲームを作り上げること自体がものすごいプロジェクトなんだと感じる。きっと数多くの人が制作に関わっていて、それぞれの主張があって、軋轢もトラブルも生まれるだろう。そんな中でも軸をぶらすことなく一つのものを作り上げるなんて…ミラクル。

いつかまたRPGやりたいな!FFXをもう一度やるのもエモいかも。おすすめのRPGがあるという方、ぜひ教えてください。


ちなみに、FFX-2は最悪です…。



#教員エッセイではない
#好きなゲームを語る
#主にパズルゲーム
#RPGの思い出
#FFX
#ザナルカンドにて

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