#647 ベトナム観光記〜スマホにお仕立てにバッチャン村な話
2024.10.2.
久しぶりに良い天気だったので、シーツなんぞ洗ってみた。偉いぞ、私。(当社比)
先月、4泊5日でベトナムのハノイに行ってきた。ハノイ在住の卓球部同期Oちゃんを訪ねて、同じく同期のAちゃんと共に。
素晴らしかったベトナムでの食事の話は記事にまとめたが、
食べる以外にやったいろんなことを雑多に残しておこうと思う。
★ベトナムスマホ事情
旅の相棒Aちゃんが、飛行機着陸の間際に私にこう言った。
「降りたら、空港でSIMカード買いたいんだけど。」
うわー。スマホのこと全然考えてなかった。調べてもいなかった。
海外で設定そのままにスマホを使い続けていると、高額請求が来るとか来ないとか。離陸する前に設定を何やらかんやらしなきゃいけないとか。確かあったなそんなの。
AちゃんのやつはSIMフリーになっていないやつだとかで、日本にいる間にそれを変えたらしい。私のは…よく分からないけど、同じスマホで一昨年フィンランド行ったときにSIMカード入れ替えたから、SIMフリーになってるだろう!
よく分かっていないけれど、空港に着いたら空港wifiを使って、楽天モバイルのプランを確認するか。。。ああ、今回の旅は友達に頼りすぎて、本当にこういうところから危機感不足が出るなあと反省①。
そして、空港の微弱なwifiを通して分かったことは…
追加設定なしでそのまま使えるって!2GB無料って!SIMカードも差し替えなくていいって!素晴らしい!
2GBってどうなのかなとも思ったが、ホテルにはwifiがあるそうなので、実質出かけている間だけ検索や地図で使えばいい。間に合いそうな気がする。
ありがとう楽天モバイル!(広告ではないです。勝手に感謝。)
★「お仕立て」って何ぞや!
私と友人Aちゃんが、ハノイ在住のOちゃんに「遊びに行くよー」と伝えたとき、話題に出してきたこちらのワード。
「到着した翌日に布市場に行って布を買い、その足でお仕立て屋さんに行って頼むと、帰る前日に仕上げてくれる」という日程交渉をOちゃんがしてくれた。何と、そんなことができるのか。るるぶにもarucoにもそんなの載ってなかったぞ?さすが現地に暮らす人の提案!
ということで、何となく頭の片隅に「お仕立てをする」というイベント情報はあったのだが、やること過多な私は、どんな布でどんなものを作るのか、何も考えずに行ってしまった。
そしてそれを、布市場で大後悔することになるのだ。
だって、これを見てくれ!!!
何ここすごーい!
置いてある布だって、コットン・リネン・スウェード…手触りや厚さも様々だし、柄モノを扱うお店では可愛らしいものからアーティスティックなものまで…目が回りそうなくらい選択肢があるのだ。スーツ用の布ばかり扱うお店や、クッションやお布団に使いそうなものを置いているところも。
暇そうなお店では、布に埋まりながら店員さんが寝ていたり、近くのお店の店員さん同士で談笑していたりもした。
Aちゃんは本当にちゃんとしてて、作ってほしい洋服の見本を日本から持ってきていたし、「これと同じ形のものをリネンのこんな色で作りたい」くらいまで決めてあったから、いろんなお店から近しい布を引っ張り出しては、店員さんと何やら相談していた。ちなみに、こんなの作りたいんだというと、買うべき布の量を布屋さんが教えてくれる。
これはヤバい。
こんな物騒な場所に丸腰で来てしまった。
私は半ばパニック状態だ。
だって、人のプレゼント選ぶにも迷いすぎて何も買わずに帰るような私なのだ。
そんなことをしている間にも、Aちゃんはリネンの布を2色買った。Oちゃんも、娘ちゃんのバースデードレス用の布、お揃いのスカート作る用の布などを次々と選んでいく。
一方、それをぼーっと見ているだけで、何も買わない私。
Oちゃんの娘Eちゃんに、「どうしてみゃーちゃんは何も決まらないの?」と言われる始末。あああ、どうしよう。
でもこれから季節は冬に向かっていくのだ。そして私の家は17.5㎡しかない。先日だって引越すに当たって一部の服を捨てた。夏物を今作っても、部屋の邪魔になるだけなのだ。どうせなら、冬物!厚手の柄物の生地で…ロングスカート?
みんな大体買いたいものを買い終わり、あとは私を待つのみ。そして、もうそろそろ決めないとお仕立て屋さんの閉店に間に合わないというリミットが見えてきた頃…私の口から出た言葉は、
「ごめん、私、ギブしていい?」
であった。。。
情けない気持ちで、お仕立て屋さんに向かうみんなにくっついて進む。反省②。
Aちゃんが「この形で、裾をあと10cm長くしてほしい」という話をしている横で、私は娘Eちゃんと、お仕立て屋さんのお孫さんと思われる小さい女の子と3人で…ジェンガをして待っていた。笑。
★焼き物で有名なバッチャン村
翌日は、ハノイの中心部から少し離れたバッチャン村というところへ。ここは、焼き物で有名なところだ。
メイン通りの両脇には、壺、壺、壺、大きな器、寺に供えるような道具、鉢などが並ぶ。どのお店も、同じような壺を売っていて、正直同じような店がこんなにあってよく潰れないなと心配になってしまう。そもそも、人の身長くらいある壺たちを誰が買うんだ。
娘Eちゃんが焼き物作り体験をしたいというので、行きつけの焼き物屋さん(3階で体験ができる)で、いろんなタイプの焼き物を鑑賞。
いやあ、いろんな種類がある。そして、アンティークを扱う階もあったりして、思わず聞いてしまった。「ベトナムって、地震ないんですか?」と。バッチャン村で地震が起きたら終わりだなっていうくらいの割れ物の多さだったから。店員さんがカタコトで「ジシン?ナイ」と言っていて、とりあえず安心。
娘Eちゃんが体験中に、同級生チームで歩いて焼き物の博物館を目指した。(EちゃんはOちゃんの旦那さんが見ていてくれた。)
なんか急にゴージャスな面構えのお店があったりして(結婚パーティーだって!)、楽しげな雰囲気も。
一歩裏路地に入ると、焼き物を制作する様子が見えたりもした。
こんなのが見られるのも楽しい。
多分こういう壺は…富豪がお家のエントランスに置くやつとかを探して、「この店にあるどでかい壺全部買う。」とか言って買われていくのだろう。それくらい、店を覗いている一般のお客さんみたいな人たちはいなかった。
そんなことを話していたら、博物館に到着。
中の展示に「ライトアップショー」みたいなものがあった。何だそれ?
なんか、木を掘って作ったような感じの大きいオブジェがいくつも飾られていた。これは…何?
と思ったら、影が絵になってるよ!!!
すごい!
えーと、なんかゴミのオブジェも飾られてるんだけど…環境問題とかを表している作品かな?
こっちも影で絵が…!
ゴミで作ったオブジェで妊婦を描くって、かなり風刺的な、メッセージ性のある作品だ。
なんか、世の中には面白い作品を作る人がいるもんだなあ。
我らが博物館を回っている間にも、クリエイターEちゃんは、博物館1階の体験スペースで陶器のミニ一枚絵のようなものを作っていた。
食べ物も観光も、いろんな方向で楽しめるベトナム。書ききれないので、次回もまた別のお店や施設をご紹介したいと思う。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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