#617 令和の子供たちはどう夏を過ごすのか
2024.7.30.
起きたら、また目が腫れている…。一体何のアレルギーなのか、長期休みの度にやられがちである。
お弁当まで作ったものの（夏休みは給食のありがたさを実感するねえ…）、昨日から姪2人も泊まりに来ていて、せっかく来てるのに仕事か…と思うと気持ちも上がらず、結局休んでしまった。これができるのも長期休みの良さ。
ということで今日は、夏休み中の姪2人（小5と小1）と共に過ごす時間が多かったのだが、
令和の子供たちって、過ごし方難しい〜〜〜！
というのが一番の感想だ。
◆自分が小学生の頃は…
自分が小学生時代、どんな風に過ごしていたのかを思い出してみると。
◇ラジオ体操
朝は6:30に小学校の校庭に集合して、ラジオ体操をしていた。確か7月中だけだったとは思うが、このために朝起きる。
◇学校の夏季プール
午前中はたいてい夏季プールに行っていたような…。
◇夏ならではのアニメ
「タッチ」「少年アシベ」「スラムダンク 」あたり、やっていたよね！これぞ夏の風物詩！
◇夏休みの宿題
夏といえば夏ドリル。ドリル好きすぎてすぐに全部解きたくなるけれど、終わると悲しいから1週間くらいかけて解いていく。自由研究は好きじゃなかったので最後までダラダラ。読書感想文はより一層苦手だったので、追い込まれるまでやらない。1行日記があれば溜めがち。
◇夏期講習
高学年になったら、夏は夏期講習がメインに。あの頃は自分の計画性とかは皆無で、塾の組むままに勉強をしていたなあと思う。
その他、公園で遊ぶとか、家でかき氷作るとか、熊本のばあちゃんの家に旅行とか。そんな夏の記憶。
◆最近の小学校は…
今の自分の学校、知り合いの学校、姪たちの学校などの情報を合わせると、こんな感じ。
◇夏季プールなし
そもそも夏季プールを設定しない学校があったり、設定していても1学年数回だったり、設定していてもこの暑さで一度も開催されなかったり。（この夏は東京ではどこもできていないのでは？室内とかでやっているところ、あるのかなあ…。）
◇お楽しみ教室
こういう類のイベントを、PTAさんが主催でやっている学校がある。スライム作るとか、手芸マスコット作りとか、書道講座、茶道講座、バスケ教室、水鉄砲大会、親子プール、科学実験…夏休みの子供たちが楽しめそうな講座を開催していた。
案内を出したり、申し込み状況をまとめたり、当日の出欠確認だったり…非常に大変なお仕事だと思うのだが、子供たちが楽しく夏休みを過ごせるようにと、PTAさんたちが奔走してくれて、本当に頭が下がる。
初任校ではお楽しみ教室があり、教員も何かの講座を手伝うか、自分で講座を開くかで参加していた。ちなみに私は、「新体操教室」と「科学実験教室」♪
◇夏の宿題は最低限
昔と変わらない感じの宿題が出ているところもあると思うが、最近は少し風向きが変わっているようだ。例えば、夏の宿題は最低限にして、できる限りのびのびと過ごせ…みたいな。または、最低限にして、自分の探究したいものを突き詰めろ…的な。これは、自ら学ぶことについての土台ができているかとか、家庭のサポートがあるかによってだいぶ違う過ごし方になりそうな感じ。
風物詩である夏ドリルなる冊子も、タブレット学習で代用…という自治体もある。自分に合った内容ができるというメリットもあり、書くことの練習ができないというデメリットもあり。
◇とりあえず共働きの家は大変！
子供が夏休みでも親の仕事は普通にあるので、どう過ごすか、昼ごはんはどうするのか、悩みどころではないだろうか。そうしたら、やっぱり学童に人があふれるんじゃないかな…。それに関して、すごい記事を読んでしまった↓
というか、暑すぎて外でなんて遊べない！親も仕事でいない！宿題も学校イベントもそんなにないからやることない！
ってなったらやっぱり…家でゲーム三昧とか、夏期講習三昧とかに行き着くしかないのか。。。
◆そんなこんなで今日は
お出かけだのの大きな予定は全くなかったが、今日姪たちとこんな風に過ごしてみた。
◇セルフラジオ体操
勝手に私が音源を流してラジオ体操するだけ。姪1は覚醒していたが、姪2は半分夢の中でソファから立ち上がらず参加したため、なんかテレビで見るアレみたいになった。笑
◇午前中は宿題
姪たちには「1時間勉強したら20分Switchをやっていい」という家のルールがあるらしい。好きに遊べる大人から見れば、20分のために1時間か…頑張れるものか？と思ってしまう。そしてゲームの上限は1時間なので、MAX遊ぶためには3時間の勉強が必要だ。それを…律儀に守る小学生の可愛さよ。
姪1は夏ドリルについていたたしかめテストをした後に読書、姪2は学校のドリルは終わってしまったので購入したミニオンのドリルをやっていた。
◇食後にドンジャラ
うちに泊まるにあたり、家からドンジャラを持ってきていた姪たち。姪2はやったことがないということで、姪1、姪2、母優子、私の4人でドンジャラ大会。懐かしすぎる〜〜〜！
◇昼過ぎからSwitch
午前中の勉強によってできるようになった1時間のSwitchタイム。コントローラー3台でマリカー、スーパーマリオワンダー 、あつ森などを楽しんだ…というか、しょっちゅう2人がケンカをするので、
「えー、じゃあメインのコントローラー使うの5分ずつとかにしたら？」
「それやっていいかはお姉ちゃんに確認してから！」
終始揉めないための提案をし続ける私。疲れるわー。
◇餡白玉作り
そんなことをしていると母が、「今から白玉作るから手伝って〜」と。こういう、一緒に作る系のおやつって楽しいよねー！よくよく思い出してみると、小さい頃私もよく作ったなあ。
◇「はじめてのおつかい」ごっこ的な
電車で2〜3駅のところにある大きなスーパーまで、姪2人に買い物を頼んだ。一緒に行くのだが、買い物は全部2人にお任せ。私は明らかに尾行していることが丸わかりな感じでついていく。2人ともくすくす笑っていた。
電車の乗り方も、レジでの対応も、精算機を使ったり商品を買い物袋に入れたりするところも、2人でちゃんとできていて、頼もしい。
◇ガラスアート・オリンピックバージョン
うちでよくやっているガラスアート、今はオリンピックにまつわる絵が描いてあるのだが、そこに「リアルタイムメダル情報」を追加することに！
外からガラスアート見よう！と言って出たら、その勢いで「ちょっと走りたいから走ってくる！」と家の前の道を走り出した2人。体動かし足りないのかなあと思って、少しだけ3人でバドミントン 。楽しかった。
◇番外編：義兄がすごい
今日やったこととは全く関係ないのだが、子供たちが持ってきた荷物の中に、こんな一覧があった↓
何かと言えば、以前義兄の運転でコストコに行ったときにやった「ナンバープレート集め」である。
あの時はスマホのメモ機能に入力していっただけだったのだが、几帳面な義兄はきちんと一覧のチェック表を作っていた！しかも、ひらがな集めも入れてあったし、家族の誕生日プレート（7月30日生まれなら0730）をチェックする欄まで作られていた。
これ、集めるのは夏休みがうってつけかもしれない！楽しそう！
調査の結果、今の小学生の夏休みの過ごし方は、やっぱりかなり難しかった。必要なのは…工夫と、楽しむ気持ちと、適度な自律心などなど？
世の子をもつ方々、本当に尊敬。というか、姉のとこだってこの下にさらに1歳がいると思うと、日々が神業。
私自身も、いろいろやることいっぱいで子供と遊んでばかりもいられないのだが、できることをできる範囲で、楽しく過ごさせてあげたい。
皆さんは、どんなことをして夏休みをお過ごしでしょうか？
宿題はいっぱいありますか？子供向けイベントはありますか？
参考にさせてください〜〜〜！
#教員エッセイではない
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#小さなイベントもいいけど何かを成し遂げたい