#684 日記！〜たかがタン、されどタンタン
2024.12.5.
週末からぐっと寒くなるらしい。ここ数日の朗らかな天気をお腹いっぱい吸い込んでおきたいなあ。まあ、寒い日も好きなのだが。
2か月程前から新たにアルバイトを始めた。いつかこの話も書きたいけれど…またの機会に。
学校とは違うので、当たり前だが給食はない。
最初はお弁当を作ったりもしたのだが、会社の皆さんから聞くご近所のランチ情報がかなり魅力的で…私もランチ開拓をすることにした！
ランチには会社の方と行くこともあるし、一人で行くこともある。
今日の私は、ランチで何を食べるかを決めていた。近くにある商店街の老舗中華料理屋さんの、担々麺だ。
私は担々麺が好きだ。
どのくらい好きかというと、中華料理屋で麺類を選ぶとなったら、大抵毎回つけ麺か担々麺の2択になるくらい好き。
教員免許更新講習で、講義会場から徒歩15分の場所にある美味しい担々麺を昼ご飯に食べに行きたくて、誰よりも早くレポート提出して会場を後にするくらい好き。
今日行く担々麺のお店は、会社の方から聞いたところだ。
その方が以前行ったところ、どうやら担々麺をメインにしているお店で、お客さんはほとんどみんな担々麺を頼んでいて、安いが量は多く、辛いのが苦手なその方は辛いし多いしで大変だったと聞いた。
担々麺がメイン！
辛いのも(痛いくらいのレベルでなければ)好き！
ええやん！
以前一度行ってみたときは定休日だった。私は週2日しか出勤していないのに、その片方は定休日か…。じゃあ、もう片方の木曜日に行くっきゃない！
そんな経緯があったので、満を辞しての今日の担々麺というわけである。
会社からまっすぐそのお店を目指す。
外にメニューなど出ておらず、ちょっと入りにくい雰囲気ではあるが、それが老舗の中華料理屋さんらしい。
中に入ると元気な声で出迎えられ、カウンター席の真ん中に通された。
荷物を置いて上着を脱ぎ、カウンターに置かれたメニューを見た。
…担々麺がない？
あ、そのメニュースタンドは裏にも書いてあるタイプ。こっち側じゃなかったか、と裏返す。
…担々麺がない？
慌ててさりげなく店内の壁を見回す。書かれているメニューに、
え…担々麺がない！！！
落ち着くんだ、私。注文を迷っているフリをして、周りの人が何を注文して何を食べているのか確認しよう。
「はい、タンメンいっちょう〜！！！」
お店の人の威勢のいい声がする。
タ、タンメン？
あの、次長課長で有名なタンメン？
メニューを見直す。
確かに縦書きメニューの一番右にはタンメンが3種類ほど並んでいた。周りを見てもだいたいの人がタンメンらしきものを食べている。そうこうしているうちに、
「はい、タンメンいっちょう〜！！！」
また一つタンメンが出来上がって運ばれた。
絶対会社の人、担々麺とタンメン間違えてる！！！
私はタンメンが嫌いである。
タンメンとは、野菜を入れ、塩で味付けした中華そばのことである。
ちっちゃな頃から野菜嫌いで、15まで肉食と呼ばれたよ♪
くらいの私なのだ。中華料理屋で野菜メインのタンメンや八宝菜を選んだことは一度もない。
担々麺の口だったけれど、こうなったら仕方ない。何かそれっぽいものを頼むのだ。
結果：ジャージャー麺。
いや、美味しかったよ？
でも多分、今後あのお店に行くことはないだろうなあ…。
おめえに食わせるタンメンはねえ！
ならぬ、
おれの食いたいのはタンメンじゃねえ！
な、出来事であった。
#教員エッセイではない
#ランチ開拓
#担々麺が食べたい
#湯麺が食べたいわけではない
#タンメンは辛くないよね ？
#おめえに食わせるタンメンはねえ
#おれの食いたいのはタンメンじゃねえ