無知は罪である
この記事を読んで、どこに焦点を当てるのか、人それぞれだと思う。
まず、中一のこの男の子が気の毒だ。それは誰もが思うことだろう。そこから先は、人によって違うだろう。医師である柳澤先生は、「元の健康な体に戻し、明るい笑顔を取り戻させてあげよう」と言う。柳澤先生のところに至るまで、たらい回しにした病院、「打つのが普通」という世間の風潮、それを煽るメディアや政府・・・。人によって感情が揺さぶられるポイントが違うだろうし、その深度も違うだろう。また、”滅多に当たらない”副反応に当たってしまって、運が悪かったね、と言うかもしれない。
私はこの手の話を読むと、「不安そうに見ているお母様」に真っ先に焦点が当たる。なぜなら、母親の私が病院に連れていったことで、子どもを傷つけた苦い過去があるから。その上、(精神)医療がおかしいと思い始めていたにもかかわらず、迷うことなくHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)を打ちに連れていったから。
どれだけバカやねん!
もちろん、この記事に登場しているお母さんは見ず知らずの人だし、私がとやかく言うものではない。多くの人は、このお母さんを気の毒だと思うかもしれない。でも、私には痛みが走る。「よく見ろ、これが過去のオマエだ!」と。
無知は罪である。
前にも書いたと思うけれど、「しょうがなかった」という言い訳はいくらでもできる。でも、健康を失ってしまった子どもにとっては、大人の言い訳を聞くより、「健康な体に戻してくれ!」だろう。総じて、子どもは優しいから、大人に向ってそんなことを言わない。それを「運が悪かった」などと大人たちに正当化されたら、どこに気持ちを持っていけばいいのだろう。
幸い、ウチの子は、HPVワクチンの3回目を打たなかったこと、打ってしまってからではあったけれど、思いつく限りの対策をした。そのためか、とりあえず今は元気だ。
その痛い失敗の延長線上に今があるのだけれど、周囲からはインボー論にはまっていると思われている。これは、この茶番前から。極めつけは、コロナ脳の息子に「反ワクチン派」は感情的で困ると言われる始末。冷静に言っているのに。彼は、私が気づく前に家を出ていた。
もっと早く気づくべきだった。気づかなかった私が悪い。
今の時代は本当に大変だ。当たり前のことをしようと思えば、さまざまな障害が立ち塞がる。母親が願うことは、子どもが元気に育つこと。成人しても、健康でいてほしい。少なくとも”騙されて”健康を害することだけはやめてほしい。
それが簡単に踏みにじられる。
一族全てがコロナ脳で、液体注入済み。ある意味、この人たちが羨ましい。本当に気楽なんだもの。でも、知ってしまったら、ああはなれない。こういう人たちと、穏やかにつきあっていくことが課されるというのは、私の罪は相当重いのだと思う。
正直、信仰がなければやってられない。現世利益なんて期待していない。死ぬまでこの罪の贖いをしなければならないなら、誰かにいっしょに支えてもらわなければ無理。私はそんなに強くないから。
ってね、キリスト教が嫌いで、聖書なんてほとんど知らないときから思っていたから、縁があったのだろうね。
タイトル画像:愛らしい動物親子のポートレート写真 30枚 | SmileNet (thykm.net)
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