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「しもべ(僕)体質」か「大和魂」か
しかしながら、大空のサムライの精神は日本の空に受け継がれています。
東日本大震災が起こった3月11日、その日の天気を覚えていますか?地震は昼の3時前に起こり、その日は快晴でした。そのため、このとき東日本上空を飛んでいた飛行機は、国際線も含め、予備燃料を搭載していない機がほとんどでした。しかし地震のために大部分の空港が閉鎖され、空の上はパニックになっていました。各国の航空機が我先にと着陸許可を求めて騒ぎ経つなかで、日本人パイロットは「燃料があと何分かは残っているし、慣れている空なのでお先にどうぞ」とみんなが譲り始めたのです。世界中のパイロットがこれに感銘を受けました。後にパイロットユニオンからお礼が届いたほどです。
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最近、「大和魂」というのがよく言われています。参政党の神谷さんや吉野先生が声を枯らして叫んでこられたことが大きいと思います。
娘が私のことを「しもべ(僕)体質だ」と言いますが、もしかしたらこれは「大和魂」じゃないの?と中村先生の記事を拝読してそう思いました。
周囲に、私のような人間はいないので、特殊体質かと思っていましたが、なぁんだ、特殊でも何でもないやん?と思ったくらいで、「だから?」です。誇らしくもなんともないです。だいたい、存在感をできるだけ薄くしたい人間ですし。
そもそも、個人的な「○○がしたい」というものが特になくて、周囲にその要望があればそれに合わせています。「大人対応」みたいなものかもしれませんし、「長女体質」とも言えるかもしれません。
振りかえってみれば、他人のそういった要望には子どものころから敏感なほうだったようです。特に、親の意向を察して動いてしまい、疲れ切ってしまったというのが、若いころの私だったようです。エゴだと分かっていても、要望に応えようとする「お姉ちゃん」ですから。
歳をとって、図々しくなったこともあって、今は他人の要望も選んで対応するようになりました。分かっていてガン無視もします(笑)
”美味しいもの”や素敵な衣類や、持ち物や、そういったものは、その価値が分かる人にふさわしいと思っています。夫の価値もそうかもしれません。そういうものがどうでもいいと思う「しもべ(僕)体質」の私は、その価値を台無しにすると思います。何よりも、そういうものを食べたり、持つと落ち着きません。夫はそれなりに理解?しているから、別れずにいるようですが、高齢の姑の理解を超えているようで、日々、嘆かれています。お金や物では私を喜ばすこと(支配)はできないってことです。
ところで、「大人対応」をするには、自分のレベルを上げていく必要があります。「そんなことをして、何の得になるの?」「他人のためにそこまでやらなくても」「もっと楽しいことをすればいいのに」とよく言われます。他人より上位に立ちたいというのもありません。昔はあったけれどね。今となっては、くだらない、時間の無駄だと思っています。
今、アラカンで専門学校に行って、大量の暗記でヒーコラ言っていますが、これも自分のレベルを上げるためです。
それで、あの世に行って、神様だか仏様だとかに褒めてもらおうなんていうのもサラサラありません。ひたすら私に与えられた”仕事(お金儲けじゃない)”の質を上げていきたいのです。これが私の欲望かもしれません。「仕事中毒」かもしれません。
そう思うと、”美味しい物”を食べて体調不良になる余裕もなければ、周囲にモノを増やして動きにくくなる無駄をする余裕もないということです。