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”お荷物お届け”のメール本物?”送り状番号検索”してみた


「荷物が配達できなかったお知らせ」と題するメールが届きました。
なんだか本物っぽい気もするけど・・・。

このメール、ほんもの?or にせもの?

結論から言うと、これは、迷惑メールです

  • この note をお読みいただくと、本物っぽいところと、不信な点がわかります。

  • 荷物お問い合わせシステムで、送り状番号検索の仕方がわかります。

疑わしいけど、スッキリしたいときは、お試しくださいね。


届いたメールの内容

届いたメールの内容

荷物が配達できなかったお知らせ【受取の日時や場所をご指定ください】
ヤマト運輸をご利用いただきありがとうございます。
配送先住所に誤りがあったため、荷物が配達できませんでした。
お届け予定:10月16日(水) 時間帯希望なし
※天候・交通事情等により、お届けが遅れる可能性がございます。
送り状番号:5491-8188-7203
サービス名:宅急便(置き配指定可能)
品 名:承り品(モノタロウ発送商品)
再配達を予約するには、以下のQRコードを長押しするか保存してください。

メール本文

という内容でした。

迷惑メールフォルダにも入っておらず、通常のメールのところに入っていて、よく利用している会社名でしたので、開いてしまいました。

少し前、ネットでまとめ買いをしてて、そのうちの一つが出展者配送だったのを思い出し、気になりました。

購入履歴を確認すると、未発送の商品はなかったので、怪しいと思いました。


本物っぽいところ

私がメールを見て、すぐに偽物と断言できなかった点を4つ、みていきましょう。

本物っぽいところ

1.送信元が本物っぽい

送信元が、実在する大手運送会社名になっています。

スマートフォンやタブレットでメールを見ると、送信元アドレスが表示されず気づきにくい。

2.ロゴが本物っぽい

会社のロゴマークが、本物そっくり!

違いがないか、本物と比べてみましたが、違いは見つかりませんでした。

3.文言が本物っぽい

日本語も不自然でなく、送り状番号も記載されている。

注意事項もよくあるような内容に思えます。

4.仕様が本物っぽい

注意事項の赤いデザインは、よく見たような気がする。

全体的な仕様に、違和感がない。


不審に思ったところ

ぱっと見では気づけなかったが、見直すと不信に思った点を5つ、みていきましょう。

不審に思ったところ

1.送信元アドレスが怪しい

送信元アドレスを確認したところ、〇〇〇〇@xf6.so-net.ne.jp でした。

確認方法は、上記メール文でいうと、送信者名の左の、青い丸のマーク(中に人の形のような)をタップすると出てきます。

2.いつもは名前が記載

宛名の、”〇〇〇〇様”が、メールアドレスになっている。

いつもは、漢字で、フルネームが記載されていた。

3.送り状番号が存在しない

送り状番号を調べると、存在しない番号だった。

送り状番号は、ヤマト運輸ホームページで、簡単に調べることができます。

4.利用した覚えがない業者

品名の、承り品(モノタロウ発送商品)とあるのも怪しい。

利用した覚えがない業者名だった。

5.なぜかQRコード?

ここで、QRコードというのは、怪しいです。

QRコードは押さなかったので、何がでるのかわかりませんが、個人情報が搾取されそうですね。

※ メール内の、「ヤマト運輸株式会社」「モノタロウ」は、本メールとは、一切関係ないものと思われます。


送り状番号検索の方法

送り状番号検索の方法

今回、私が利用した、送り状番号検索の仕方です。

ヤマト運輸のホームページ(kuronekoyamato.co.jp)を開いて、

荷物のお問い合わせをクリックすると、荷物お問い合わせシステムが出てきます。

送り状番号を入力し、お問い合わせ開始をクリックすると、配送状況を確認できます。

図は、届いたメールの番号を入力したものです。
伝票番号未登録でした。
配送中の荷物は、存在していないことがわかりました

ちなみに、到着済の番号を入力してみたら、伝票番号未登録でした。

※ ホームページアドレスは、投稿時のものです。


まとめ

本物をコピーしているかのような、さっと見ると、信じてしまいそうなメールでした。

騙されないためには、慌てずに、しっかり見直すことが大事だと思いました。

今回ご紹介した、5つの不振に思った点をご参考にしていただければと思います。

情報社会に生きる私たちにとって、いかにリスクを減らしていくかが大切ですよね。

被害に遭わないために、慌てない、急がない、確認をする、公共機関に相談する、日頃から情報を知っておくことも大事です。

少しでもお役にたてれば幸いです。

最後までお読みいただき、たいへんありがとうございました。

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