”お荷物お届け”のメール本物?”送り状番号検索”してみた
「荷物が配達できなかったお知らせ」と題するメールが届きました。
なんだか本物っぽい気もするけど・・・。
このメール、ほんもの?or にせもの?
結論から言うと、これは、迷惑メールです
この note をお読みいただくと、本物っぽいところと、不信な点がわかります。
荷物お問い合わせシステムで、送り状番号検索の仕方がわかります。
疑わしいけど、スッキリしたいときは、お試しくださいね。
届いたメールの内容
という内容でした。
迷惑メールフォルダにも入っておらず、通常のメールのところに入っていて、よく利用している会社名でしたので、開いてしまいました。
少し前、ネットでまとめ買いをしてて、そのうちの一つが出展者配送だったのを思い出し、気になりました。
購入履歴を確認すると、未発送の商品はなかったので、怪しいと思いました。
本物っぽいところ
私がメールを見て、すぐに偽物と断言できなかった点を4つ、みていきましょう。
1.送信元が本物っぽい
送信元が、実在する大手運送会社名になっています。
スマートフォンやタブレットでメールを見ると、送信元アドレスが表示されず気づきにくい。
2.ロゴが本物っぽい
会社のロゴマークが、本物そっくり!
違いがないか、本物と比べてみましたが、違いは見つかりませんでした。
3.文言が本物っぽい
日本語も不自然でなく、送り状番号も記載されている。
注意事項もよくあるような内容に思えます。
4.仕様が本物っぽい
注意事項の赤いデザインは、よく見たような気がする。
全体的な仕様に、違和感がない。
不審に思ったところ
ぱっと見では気づけなかったが、見直すと不信に思った点を5つ、みていきましょう。
1.送信元アドレスが怪しい
送信元アドレスを確認したところ、〇〇〇〇@xf6.so-net.ne.jp でした。
確認方法は、上記メール文でいうと、送信者名の左の、青い丸のマーク(中に人の形のような)をタップすると出てきます。
2.いつもは名前が記載
宛名の、”〇〇〇〇様”が、メールアドレスになっている。
いつもは、漢字で、フルネームが記載されていた。
3.送り状番号が存在しない
送り状番号を調べると、存在しない番号だった。
送り状番号は、ヤマト運輸ホームページで、簡単に調べることができます。
4.利用した覚えがない業者
品名の、承り品(モノタロウ発送商品)とあるのも怪しい。
利用した覚えがない業者名だった。
5.なぜかQRコード?
ここで、QRコードというのは、怪しいです。
QRコードは押さなかったので、何がでるのかわかりませんが、個人情報が搾取されそうですね。
※ メール内の、「ヤマト運輸株式会社」「モノタロウ」は、本メールとは、一切関係ないものと思われます。
送り状番号検索の方法
今回、私が利用した、送り状番号検索の仕方です。
ヤマト運輸のホームページ(kuronekoyamato.co.jp)を開いて、
荷物のお問い合わせをクリックすると、荷物お問い合わせシステムが出てきます。
送り状番号を入力し、お問い合わせ開始をクリックすると、配送状況を確認できます。
図は、届いたメールの番号を入力したものです。
伝票番号未登録でした。
配送中の荷物は、存在していないことがわかりました。
ちなみに、到着済の番号を入力してみたら、伝票番号未登録でした。
※ ホームページアドレスは、投稿時のものです。
まとめ
本物をコピーしているかのような、さっと見ると、信じてしまいそうなメールでした。
騙されないためには、慌てずに、しっかり見直すことが大事だと思いました。
今回ご紹介した、5つの不振に思った点をご参考にしていただければと思います。
情報社会に生きる私たちにとって、いかにリスクを減らしていくかが大切ですよね。
被害に遭わないために、慌てない、急がない、確認をする、公共機関に相談する、日頃から情報を知っておくことも大事です。
少しでもお役にたてれば幸いです。
最後までお読みいただき、たいへんありがとうございました。
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