没作品2

あざとい君
「あざとい子ってどう思う?」
そう言ってきた子はあざとい子でした。その子は異様に首を傾け、長くて少し光沢があるネイルをしている爪、長くて綺麗な人差し指で、机の上で手を組んでいる僕に軽くツンツンとしてきた。僕は一瞬チラ見をしたが、そのまま無視をした。その子は何も言わずに、ひたすら僕の顔を見ています。僕もひたすら顔を下に向けながら、無視を続けました。それでもあざとい子はずっと見てきます。僕も無視を続けます。
「そんなに無視しないでよ。泣いちゃうぞー」
そう言ってきますが、無視を続けました。その子は小声で何かを言い、教室から出て行きました。何を言われたかは分かりませんでしたが、特に気にしてはいませんでした。僕がこれほど無視をする理由ははただ単にあざとい子が嫌いだからです。あざとい子に問題がある訳ではなく、僕に問題があります。あざとい子というのは男を落とすが得意な子が多いです。明らかに多いボディータッチだったり、異様に多い笑顔、可愛らしく見せる仕草だったりと男が好きな女を演じるのが上手いのがあざとい子です。僕も単純な男の1人です。すぐにそんな女の子を好きになってしまいます。僕のことが好きなんじゃないかとか、僕に惚れてるに違いないと自分勝手な妄想をし期待をする。これらをしたくないのに、してしまうのが僕です。だから、女の子と関わる時は絶対に予防線を張り、絶対違うと自分に言い聞かせています。なので僕はあの子のことを無視をしたのです。そして、あの子もあざとい子として有名です。ギャルのような見た目だが、どこか清楚のような感じもあり、誰にでも話しているとても優しい


作者
なんかいい展開が思いつかないね

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