17曲目: The Young Rascals「I've Been Lonely Too Long」
曲名: I've Been Lonely Too Long
アーティスト: The Young Rascals
作詞・作曲: Felix Cavaliere & Eddie Brigati
初出盤の発売年: 1966年?
収録CD:『コレクションズ』[WPCR-14702]
同盤での邦題: ロンリー・トゥー・ロング
曲のキー: D(ニ長調)
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師走はちょっと更新をお休みしようと思っていたのだが、もう1つ訃報を書くことにした。
前回、「ここ最近は訃報が多いので、できれば追悼記事は書かない方向で考えていたのだが、彼女は例外。」と書いたばかりなのに。う~ん。
ヤング・ラスカルズ(後年はラスカルズに改名)のドラマー、ディノ・ダネリが亡くなったとのこと。
知名度はいま一つかもしれないが、筆者にとってはリンゴ・スターと同じくらい好きなドラマーの一人である。
ヤング・ラスカルズと言えば、「Groovin'」が一番の代表作として紹介されがちだが、筆者はその路線があまり好みではなく、「I Ain't Gonna Eat Out My Heart Anymore」とか「How Can I Be Sure」(ということはフェリックスよりエディ派?)とか「Good Lovin'」とか「People Got To Be Free」などに聞き入ってしまう。
最初はドラムスがフィーチャーされている「What Is The Reason」をとりあげようと思ったのだが(いくらディノのファンとはいえ、『自由組曲』の「Boom」とかはあんまり聞かないかな)、ステレオとモノラルの両方が入っている紙ジャケ盤の『コレクションズ』を聞いているうちに、気が変わった。
「I've Been Lonely Too Long」のドラムスは「What Is The Reason」ほど派手なプレイをしているわけではないが、それぞれの音色がいい。バスドラムの弾み方がいい。何より曲がいい。
ご冥福をお祈りします。