オトガタ シッタカ

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26曲目: 海援隊「二流の人」と平山万佐子について、など

曲名:二流の人 アーティスト:海援隊 作詞:武田鉄矢 作曲:中牟田俊男 初出盤の発売年:1979年 収録CD:全曲集 [POCH-1115] ※ジャケットや帯などに記載されたタイトルがバラバラで、どれが正式なタイトルなのか分かりませんでした。ジャケットは上の画像(左側)のとおりです。こりゃまた、何という写真! ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 海援隊の昔のライヴ盤だったと思うが、この曲を演る前に武田鉄矢が琵琶とその奏者を紹介するシーンが収録されていたはずである。 もう何十年も聞

    • 25曲目: Sergio Mendes & Brasil '66「Mas Que Nada」

      曲名: Mas Que Nada アーティスト: Sergio Mendes & Brasil '66 作詞・作曲: Jorge Ben 初出盤の発売年: 1966年 収録CD:『マシュ・ケ・ナダ』[UICY-3701] 収録CDでの邦題:「マシュ・ケ・ナダ」 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ セルジオは、ポルトガル語表記だとSérgio(「e」の上にアキュートアクセントと呼ばれる点が付く)となるようですが、英語圏のアルバムや本文で述べるテレビショーなどでもSergioとなって

      • 24曲目: The Dave Pell Singers「Mah-Na-Mah-Na」

        曲名:Mah-Na-Mah-Na アーティスト:The Dave Pell Singers 作曲:Piero Umiliani 初出盤の発売年:1968年 収録CD:『マナ・マナ』[TOCJ-66361] 収録CDにおける邦題:「マナ・マナ」 キー:C(ハ長調) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 筆者が子供の頃から、この曲は脱力に効果があった。 2024年の今聞き返すと、ジョージー・フェイムよりポップで、モーズ・アリスンよりふざけていて、ジョン・ヘンドリックスよりユルい。 それ

        • 23曲目: The Dave Brubeck Quartet「Take Five」と幻のシングル・ヴァージョンについて、など

          曲名: Take Five アーティスト: The Dave Brubeck Quartet 作曲: Paul Desmond 初出盤の発売年: 1959年 収録CD:『タイム・アウト』(SRCS 9631) 同盤収録時の邦題: テイク・ファイヴ 曲のキー: Ebm(変ホ短調) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇  ヒットしていた時期にはアチコチでしょっちゅう耳にしたシングル曲が、いつしか廃盤になり、それとは差異(編集違い、リミックス、演奏自体が異なる、など)のあるアルバム・ヴァージ

        26曲目: 海援隊「二流の人」と平山万佐子について、など

          22曲目: 吾妻光良 & The Swinging Boppers「150~300」とブルース&ソウル伝道者を哀悼することについて、など

          曲名: 150~300 アーティスト: 吾妻光良 & The Swinging Boppers 作詞・作曲: 吾妻光良 & The Swinging Boppers 初出盤の発売年: 2006年 収録CD:『Seven & Bi-decade: The Great Victor Masters 2003-2006』(VICL-62027) 曲のキー: C(ハ長調) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 団塊の世代(海外ならベビーブーマーのちょっと上あたり)の年齢が、いわゆる平均寿命

          22曲目: 吾妻光良 & The Swinging Boppers「150~300」とブルース&ソウル伝道者を哀悼することについて、など

          21曲目: The Band「This Wheel's On Fire」と歌の役割分担について、など

          曲名: This Wheel's On Fire アーティスト: The Band 作詞・作曲: Bob Dylan & Rick Danko 初出盤の発売年: 1968年 収録CD:『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』[CP32-5394] 同盤での邦題: 火の車 曲のキー: Am(イ短調) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 唐突な問いかけだが、「Blowin’ In The Wind」のベスト・ヴァージョンはどれだろうか? 多くの人は、作者であるボブ・ディラン本人のもの

          21曲目: The Band「This Wheel's On Fire」と歌の役割分担について、など

          20曲目:Hélène Grimaud「La Cathédrale engloutie」とパワーコードの印象について、など

          曲名: La Cathédrale engloutie アーティスト: Hélène Grimaud 作曲: Claude Debussy 初出盤の発売年: 2016年 収録CD:『ウォーター』(UCCG-1731) 同盤での邦題: 沈める寺 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 前回投稿してから、1年以上もサボってしまいました。うう~。 またちょっと書いてみたくなったので、気まぐれ更新にはなるかと思いますが、再開します。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ボブ・ディランが今年もツア

          20曲目:Hélène Grimaud「La Cathédrale engloutie」とパワーコードの印象について、など

          19曲目: 皆川おさむ「黒ネコのタンゴ」とピック弾きベースについて、など

          曲名: 黒ネコのタンゴ アーティスト: 皆川おさむ 作詞: Mario Pagano、Armando Soricillo、Francesco Saverio Maresca 作曲: Mario Pagano 日本語詞: 見尾田みずほ 編曲: 小森昭宏 初出盤の発売年: 1969年 収録CD:『青春歌年鑑 ’70 Best 30』[SRCL 4904] 曲のキー: Bm(ロ短調) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 一昨年(2021年)だったか、大阪の天神橋筋商店街にある古本屋で『

          19曲目: 皆川おさむ「黒ネコのタンゴ」とピック弾きベースについて、など

          18曲目: Elvis Costello And The Attractions「The Only Flame In Town」と和歌の技法について、など

          曲名: The Only Flame In Town アーティスト: Elvis Costello And The Attractions 作詞・作曲: Elvis Costello 初出盤の発売年: 1984年 収録CD:『グッバイ・クルエル・ワールド』[VICP-62857] 同盤での邦題: ジ・オンリー・フレイム・イン・タウン 曲のキー: E(ホ長調) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 2023年2月にエルヴィス・コステロがニューヨークで10公演を行った。弾き語りだったり

          18曲目: Elvis Costello And The Attractions「The Only Flame In Town」と和歌の技法について、など

          17曲目: The Young Rascals「I've Been Lonely Too Long」

          曲名: I've Been Lonely Too Long アーティスト: The Young Rascals 作詞・作曲: Felix Cavaliere & Eddie Brigati 初出盤の発売年: 1966年? 収録CD:『コレクションズ』[WPCR-14702] 同盤での邦題: ロンリー・トゥー・ロング 曲のキー: D(ニ長調) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 師走はちょっと更新をお休みしようと思っていたのだが、もう1つ訃報を書くことにした。 前回、「ここ最近は訃

          17曲目: The Young Rascals「I've Been Lonely Too Long」

          16曲目: Christine Perfect「When You Say」

          曲名: When You Say アーティスト: Christine Perfect 作詞・作曲: Christine Perfect 初出盤の発売年: 1970年 収録CD:『クリスティン・パーフェクト』[MHCP 876] 同盤での邦題: ホエン・ユー・セイ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 訃報はいつも思いがけない方向から届く。 多くの人と同じく、筆者もフリートウッド・マックの『噂』でファンになった。 フリートウッド・マックの話は別の機会に譲るとして、旧姓をタイトルにし

          16曲目: Christine Perfect「When You Say」

          15曲目: ダウン・タウン・ブギウギ・バンド「カッコマン・ブギ」とロックンロールに心を奪われた瞬間について、など

          曲名: カッコマン・ブギ アーティスト: ダウン・タウン・ブギウギ・バンド 作詞: 奥山侊伸 (原案: ダウン・タウン・ブギウギ・バンド) 作曲: 宇崎竜童 編曲: ダウン・タウン・ブギウギ・バンド 初出盤の発売年: 1975年 収録CD:『きわめつけ傑作大全集』Disc 1 [TYCN-80004] 曲のキー: A(イ長調) ※注 Wikipediaの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」のページには「カッコマン・ブギ」の作詞者名の「侊」が「りっしんべん」に「ひかり」の漢字に

          15曲目: ダウン・タウン・ブギウギ・バンド「カッコマン・ブギ」とロックンロールに心を奪われた瞬間について、など

          14曲目: Jane Birkin「Norma Jean Baker」

          曲名: Norma Jean Baker アーティスト: Jane Birkin 作詞・作曲: Serge Gainsbourg 初出盤の発売年: 1983年 収録CD:『バビロンの妖精』[32PD-47] 同盤での邦題: その名はノーマ・ジーン・ベイカー 曲のキー: Cm(ハ短調) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ #013に続いて、同じアルバムからもう1曲。 マリリン・モンローの死についての歌。 筆者が買ったLP、CDともに、出だしの対訳がおかしい。 (現行盤は未確認だ

          14曲目: Jane Birkin「Norma Jean Baker」

          13曲目: Jane Birkin「Con C'Est Con Ces Conséquences」と「にわにはにわにわとりがいる」的なタイトルについて、など

          曲名: Con C'Est Con Ces Conséquences アーティスト: Jane Birkin 作詞・作曲: Serge Gainsbourg 初出盤の発売年: 1983年 収録CD:『バビロンの妖精』[32PD-47] 同盤での邦題: さよならは早すぎる 曲のキー: C(ハ長調) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 『バビロンの妖精』は全曲セルジュ・ゲンズブールの作品だが、筆者が「これはちょっと...」と思うような曲は入っていない。 これまでに聞いたジェーン・バー

          13曲目: Jane Birkin「Con C'Est Con Ces Conséquences」と「にわにはにわにわとりがいる」的なタイトルについて、など

          12曲目: Major Lance「The Monkey Time」と気まぐれな連想記憶について、など

          曲名: The Monkey Time アーティスト: Major Lance 作詞・作曲: Curtis Mayfield 初出盤の発売年: 1963年 収録CD:『Everybody Loves A Good Time! The Best Of Major Lance』 [Legacy/Epic(輸入盤)] 曲のキー: F(ヘ長調) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 前回の「The Blister」に書いたことと関連するが、自分の記憶というのは気まぐれなものだと痛感する。

          12曲目: Major Lance「The Monkey Time」と気まぐれな連想記憶について、など

          11曲目: Cozy Powell「The Blister」とゲイリー・ムーアについて、など

          曲名: The Blister アーティスト: Cozy Powell 作曲: Gary Moore、Don Airey 初出盤の発売年: 1981年 収録CD:『サンダーストーム』(原題『Tilt』) [POCP-1812] 同盤での邦題: ザ・ブリスター 曲のキー: コロコロ変わる ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 筆者は記憶力に難がある方らしく、昔の些細なことをハッキリ覚えているかと思えば、重要なことをキレイサッパリ忘れていたりして、損をすることが多い。 ゲイリー・ムー

          11曲目: Cozy Powell「The Blister」とゲイリー・ムーアについて、など