#SDGs5 について裁縫しながら考えた話
早朝の散歩を始めて一週間になります。
日焼けが気になるので新調した帽子のあごひもに、スナップボタンを付けようと、久しぶりに裁縫箱を取り出しました。針に糸を通すときには、手元を大きくするため拡大鏡を使います。ちくちく縫いながら、そういえば、ハズキルーペのCMって、菊川怜さんや武井咲さんが起用されていて話題になっていたな、と思い出していました。(私の拡大鏡はハズキルーペではない)
仕上がった帽子は、使い勝手が良くなって、装着も時短ができて満足。
ハズキルーペのCMって、女性がメガネの上に腰かけてしまって「キャッ」って言って、でも、壊れてないから、丈夫でいいわねぇ、っていうストーリー。菊川怜さんが両手でハートマークを作りながら「ハズキルーペ、だ~い好き」っていうところ、かわいいなぁ、なんて、以前は思っていました。
ところが、7月末に行われたIVS2020(Infinity Ventures Summit)で、ダイバーシティに関する議論が巻き起こったところから、若い女性を消費するようなCMって、どうなんだろう?っていう疑問を持つようになりました。
SDGs5[ジェンダー平等を実現しよう]
ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
https://japan.unwomen.org/ja/news-and-events/in-focus/sdgs/sdg5
イシケンさんが整理してくれた問題点、すごくわかりやすかった。
そして、急遽設定されたセッションがYouTube配信されることになったと、櫻本さんのツイートで知り、聴講しました。
そして、古内優子さんの #SDGs5 の記事を読んだあと、登壇者の男女比をついつい数えてしまうようになった。女性の登用3割を目標にしていても難しい現状を変えるには、できたときに褒めること。
そういえば、息子は以前からハズキルーペのCMを見かけると腹を立ててチャンネルを変えていた。若い人たちは、だいぶ以前からそういう感覚なんだな。老眼の乙女は、機能面しか気にしていなかったよ。
今、気が付くことができてよかった。
そして、働く母親として、子どもに使う時間が少なくてごめんね、って思っていたけど、子どもはちゃんと育っていた。息子に教えられることがたくさんある。
#SDGs5 のタグを、自分でも使っていくし、使っているのを見かけたら「いいね」を押しに行きます。
自分ができることは小さくても、だれかの力になれたらうれしい。