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「食べられるお皿」OKARADASARADAのポリシー

こんにちは、北海道の未利用食材を使って「食べられるお皿」OKARADASARADAを開発しています。

今回は私が事業を作るにあたって重視していること(パーパス)、
そしてOKARADASARADAのポリシーについてまとめます。

[事業を作るにあたって重視すること]
1,未利用食材の効果的な再利用
2,本質的環境配慮
3,おいしくて体に良いものを

[OKARADASARADAの事業化にあたってのポリシー]
1,「食べられるお皿」であること
2,未利用の食材を活用する手段であること
3,北海道産の食材を使い、道内加工であること。

以下に、それぞれについて説明します。

[事業を作るにあたって重視すること]
1,私の食品ロスに対する分析・考察は、先日「規格外野菜の販売は本質的な解決方法なのか」に記しました。

ただ単に未利用の食材(規格外野菜、その他出荷されないもの)の流通量を増やすのではなく、元々流通していた食材と競合しない形での有効活用、しわ寄せのない消費拡大を目指します。


2,上記にも通ずることですが、例えばOKARADASARADAは、
・食品ロスの削減
(焼却処理に伴う化石燃料消費の削減、ロスになった食材を運搬・処理するエネルギーの削減、過剰生産に伴うエネルギー消費の削減)
・プラゴミ・紙ゴミ排出量の削減
・フードマイレージの低減によるCO2排出量削減
など、複数の環境問題をに対して一度にアプローチ出来ます。

日本の制作としては「ビニール袋の有料化でかえって消費量が増える」という逆効果も発生しましたが、
私は事業を通してグリーンウォッシュやSDGsウォッシュではない本質的な環境配慮を実現します。


3,「食べられる」からには、おいしくて体に良いものを。
例えばOKARADASARADAは、原材料に余計な添加物を一切入れていません。材料一つ一つがもつ特性を生かした、パリパリさくさくの食感と自然な甘み、ほんのり香る素材の優しい風味が特徴です。

OKARADASARADAのネーミングには、”カラダ”という語を入れ、”体”に優しい商品であることを表現しています。


[OKARADASARADAの事業化にあたってのポリシ―]
1,2,「本質的な環境配慮」を達成するには必要な要素で、OKARADASARADAがOKARADASARADAであるために不可欠。

このネーミングには”体”以外にも、原材料の一部である”おから”と、”サラダ(=様々な野菜)”、そして形状としての”皿”が隠れています。


3,私が北海道でOKARADASARADAの開発を決めたのは、日本一の生産量を誇る広大な農地と、その大規模性がゆえに、出荷が難しい農作物、畜産物、食品加工副産物が発生する量も多いことにあります。

北海道の食品加工業は一次加工的な物が多く、加工前での出荷も目立つため、原材料から商品として完成させて出荷するのがややハードルなのですが…
本州・海外に出荷されやすい北海道の食材を地産地消的に加工し、地元の野外飲食イベントや、キャンプ場でごみを出さずに消費できる形がつくりたい。
北海道の新産業として、地元の農水産物と共に愛される商品になってほしい。

あわよくば北海道から日本各地に同様の仕組みを広げられるよう、「未利用食材の発生位置・時間・量・種類・状態データを自動収集するシステム」を作ったり、
それを既存の配送効率化システムと組み合わせたりして、
産地でのロスを出来る限り自動で削減することも可能なのではないかと仮説を立てています。
(その技術の開発には仲間が足りないので、パートナーを見つけたいところです。)


以上を指針に、今後も開発を続けていきます💪

週ごとの進捗、不定期でコラム。
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