【音楽の話】TEXAS HOLD 'EM
こちらは、私が持っているレコードのアルバムから、毎回一曲ずつおすすめの曲を紹介していく記事です!
洋楽をあまり聴かないよ、という方に向けて、
少しでも興味を持っていただきたく、
耳馴染みのよい曲を紹介できればと思っております!
Beyoncé
ビヨンセと聞くと、みなさんは何を思い出すでしょうか?
もしかしたら、渡辺直美さんを思い出す人も多いかもしれないですよね。
彼女がブレイクしたきっかけと言ってもよい持ちネタに、ビヨンセのCrazy In Loveを口パクしながら踊りまくるというのがあります。
(未見の方は、渡辺直美 ビヨンセ で検索してみて!)
あるいは、映画「ドリームガールズ」での女優としてのイメージ。
そして洋楽が好きな人だと、グラミー賞の文字が出てくる人もいるかもしれません。
グラミー賞
グラミー賞とは、音楽業界で目覚しい業績を挙げたクリエイターやアーティストに贈られる賞で、
授賞式が行われる前の年に発売・発表された曲やアーティストが審査対象になります。
審査はレコーディング・アカデミーの会員の投票によってきまり、CD等の売上、ストリーミングや動画再生数だけでなく、芸術的観点・技術的能力などによって評価されるそうです。
またその受賞部門は90を超えるほど多く、
そのうち、
『年間最優秀レコード』
→対象期間中に発表された最も優秀なシングル曲
『年間最優秀アルバム』
→対象期間中に発表された最も優秀なアルバム
『年間最優秀楽曲』
→対象期間中に発表された最も優秀なソングライター(作詞・作曲)
『最優秀新人賞』
→対象期間中に楽曲を発表した最も優秀な新人アーティスト
は、主要4部門と呼ばれ毎年注目されており、なかでも年間最優秀アルバム賞を受賞することは名誉とされています。
そして、ビヨンセは32冠の最多受賞記録を持っており、ノミネートでいえば88回もされています!
すごいですよね!
しかし…
これだけ受賞&ノミネートされていながらも、名誉とされる年間最優秀アルバム賞は、4度ノミネートされながらも一度も受賞したことがありません…!
(他の3部問でも、年間最優秀楽曲賞を2010年に獲ったのみです)
そうなってくると、審査の基準が怪しくなってきます。
これにはビヨンセを抜いて年間最優秀アルバム賞を獲ったアーティストも、ビヨンセではなく自分が受賞してよいのか??とスピーチで訴える場面もあったそうです。
さて。
私はというと、正直最近までビヨンセにそこまで注目したことはありませんでした。
名前も知っていたし、グラミー賞に恵まれない…ということもなんとなく知っていましたが、
他に気になるアーティストがいたりして、あまりチェックしてきませんでした。
ですがこの曲に出会って、いっきにビヨンセを応援したくなりました!
TEXAS HOLD 'EM
この曲を初めてラジオで聴いたとき
「わ!すごいいい曲!」
と驚いて、その後タイムフリーでも聴き直しました。
この曲は、最新アルバム「COWBOY CARTER」の先行シングルとして発表され、
「黒人であるビヨンセが、白人の音楽であるカントリーの歌をつくったぞ!」と、大きな話題となりました。
なぜ、そんなに話題になったのかや、アメリカでのカントリーソングの位置付けなども、そのラジオで説明してくれていて、
そのおかげでグッとこの曲への興味が深まり、今まで感覚で楽しんでいた音楽から、音楽にも歴史があるんだ!ということが知れて、ある意味感動につながりました。
(この曲に出会わせてくれたラジオのコラムです)
実際に曲を聴いた感想は、
すごく軽快で一緒に歌いたくなる曲!
です!
乾いた大地に、コロコロ転がってる枯れ草。
車が土埃をあげながら一軒のバーにやってくる。
そこには陽気な人たちが集まって、わいわいがやがや賑やかな声が響いている…
そんなバーの扉をくぐってやってきたのは、
カウボーイハットがきまったセクシーな彼女…
そんなアメリカ西部のワンシーンを想像させてくれる、軽快な音楽です!
アルバム全体についても、発売前に騒がれたカントリーアルバムというより、ビヨンセがSNSで綴っていた
「これはカントリーアルバムではありません。これは"ビヨンセ"のアルバムなのです」
というのがしっくりきました。
アルバム発売後、色々な人がこの作品について記事を書かれているのを読みましたが、
なるほど、ビヨンセはアメリカの音楽をすごく研究して作り上げたんだな、というのが感じられました。
そういったところも含めて、魅力的な作品ですので、まずはこの一曲を聴いてみていただきたいです!
ちなみに。
私はこのアルバムが発売されてわりとすぐにレコードを買ったのですが、それには歌詞が載った冊子等が一切ありませんでした…
そうしたら、少し前に歌詞が載った冊子付きバージョンが発売され、しかもそちらの方がジャケ写が自分好みという…。
な、なぜそのような販売方法をするのか…
こ、こ、これが、、
「こぉれが売れっ子のやりかたかぁっ!」
と、私の中のおかずクラブゆいPが雄叫びをあげていました。。
とはいえ、このアルバムのおかげで
いつも応援しているnoteユーザーさんとも交流ができて、
そう意味でもステキな思い出の作品になりました!!
(その方もこの作品の記事を書いてくださっていて、
読んでいてとても嬉しかったです…!)
よければ皆さんもぜひ聴いてみてください!