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企画展「マティス 自由なフォルム」を国立新美術館で
先日、夫を誘って国立新美術館で開催されている企画展「マティス 自由なフォルム」を見に行ってきました。昨年たまたま、マティスを取り上げたNHKの番組を観て、行けるところで展覧会があったら絶対行こうと決めていたのです。平日限定ペアチケットを前売りで購入していたので、通常2200円が1900円🙌国立新美術館も見たかったので一石二鳥。
「色がビビッドできれい」「明るくて現代的」そんなイメージのマティス。でも、初期のものは、そうでないものも多く、「色彩の魔術師」と呼ばれるまでには、やはり試行錯誤の変遷があったのだなと感慨深い。彫刻の展示もあったのだけど、想像以上に無骨で、生々しくて、私の知らなかったマティスがそこに。(っていうか、ほとんど知らないくせに^^;)
切り絵とロザリオ礼拝堂については、少し知っていたけれど、舞台装置や衣装なども手掛けていたのは初耳。マティスって、総合アーティストだったんだ!と感動&尊敬。
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そして、やっぱり晩年に向かうほど、色が鮮やかで舞台装置にしても衣装にしても建築にしても可愛くてオシャレで、気持ちがパッと明るくなるようなものが多くて、マティスの作品が多くの人に愛されていることに自然に納得できました。
展示の最後には、フランス・ヴァンスにあるマティスが携わった礼拝堂・ロザリオ礼拝堂を再現した展示がありました。時間の変遷によって変わるステンドグラスの光がとっても美しくて神々しくてしばしウットリ。ずっと見ていたくて、去るのに勇気が要ったくらい。私と同類だと思われる方々が何人もいましたよ。
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マティス展のあとは、国立新美術館の中にある、ポール・ボキューズで久々のフレンチ。わーい!
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しばらく義母の死と向き合う時間が続いていましたが、夫も私もここでのひと時で、気持ちが切り替わったような気がします。
最後に、美しい建築物としての国立新美術館を内から外から思う存分堪能し、充実の1日となりました。
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なかなかいいタイミングに行けて、前売り券を買っておいた自分、グッジョブ!
ちなみに、「マティス 自由なフォルム」は5月27日(月)まで開催中です。眺めているだけでも楽しいので、とってもオススメ。火曜は休館日なので、お気をつけくださいね。
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