東日本大震災で発生した福島第1原発事故。これに戦った50人の作業員達のことを、Fukushima 50と海外メディアが名付けた。
今日放送された『Fukushima 50』で改めて事故の悲惨さを知った。どこまでが本当なのかは分からないけれど、内閣総理大臣の視察状況には驚いた。もしあれが本当であれば、中々強行突破。当時メディアはあたかも内閣総理大臣が緊急で心配で視察していたように報道していた(と当時の自分は受け取った)記憶があるから、作業員達の苦労など、全く考えてなかった。
命懸けで国民の命を守ろうとしたことは、紛れもない事実だと思う。だからこそ、風評被害が数年間続いたことを思い出して心が痛んだ。
「福島県産は危ない」
じゃない。
もし気になるのなら、事実を元にして、情報を自分で集めて、買うべきだ。なんでも一個の情報だけで満足しないようにしよう。そのためのインターネットな気がする。沢山ありすぎる情報をうまく選別できるようになっていきたい。メディアと上手に付き合えるように。
「福島県産だからこそ買ってあげたい」
とこの作品を観てから、感じた人は私以外にもいるんじゃないかな。
そして、これを観てから、東京オリンピックは開催されてほしいと切に願っている。
少なくとも、この50人の努力は世界中に知られるべきだと。