『鉄鍋のジャン』の料理を食べてきた@米とサーカス
こんにちは、3104です。
ジビエ料理店「米とサーカス」に行ってきました。その目的は、名作グルメ漫画『鉄鍋のジャン』の公式コラボ飯。
どれも新鮮すぎる味で、忘れる前に記録しておかねば!と思ったので書きました。
※ほぼ自分用の備忘録なので文書が拙いです。あと、非常に画質が悪いです。(綺麗な写真は同行した友人が撮ってくれたもの)
紫雲全鴨
まずはコレ。
鴨の脳味噌と血液の入った太麺料理、紫雲全鴨。
ま~~~~~~~あ旨い。そもそも自分は肉の中でも鴨が1番好きなのでかなり期待値を上げて食べたんですが、本当に美味しい。脳味噌でまろやかさが、血で力強い旨さがプラスされていて、それらをコシの強い太麺が全部受け止めている。
豚や牛、鶏では絶対になし得ないであろう旨味の多重構造が味わえて、他のどの料理よりもテンションが上がりました。今回食べた中で一番美味しかったです。
卵づくしの茶碗蒸し/羊の脳味噌の蒸し
・卵づくしの茶碗蒸し(左)
皮蛋、塩蛋、そして烏骨鶏の卵で作り、その上に海老の卵・キャビア・イクラを乗せた卵づくしの茶碗蒸し。通常の茶碗蒸しは出汁のホッとする味に落ちつく料理ですが、これは違う。色んな卵のコクが次々に殴りかかってきて、息つく暇もないまま食べ終わりました。これを1品目として出したキリコやっぱ頭がおかしい。
・羊の脳味噌の茶碗蒸し(右)
これ、さっきの紫雲全鴨に次いで美味しかったです。脳味噌の持つ独特のコク(既知の食品に例えるならレバー)が、食べ進めるほどに理解できる。一口目よりも二口目の方が脳味噌の楽しみ方が分かってきて、気付いた頃には完食。大谷が我を忘れて爆食いしてたのも理解できます。スルスルお腹に入る料理なのにこんなコクがあっていいのか、と思いました。
アヒルの足の春巻き
アッツアツのゼラチンが入ったアヒルの足の春巻き。ミントとパクチー、鶏のトサカも入ってます。
正直、自分は香草類が苦手なので序盤はウッとなりました。ですが原作通りアッツアツのまま噛まずに飲み込んでみると、口の中には爽やかな香りとゼラチンの濃厚な後味が残る。作中で言われてた「喉で味わう」のはこういうことだったのか!!と一瞬で理解できました。
そこそこ意味不明だったあのシーンが理解できた時の感動は凄かったです。
ビックリ卵のデザート
新鮮な血に生クリーム・砂糖・コーンスターチ・薔薇の香りのお酒を入れて卵形に成形、蒸し固めてから揚げて、色んなパウダーで味をつけた料理です。原作でも1番味の想像できない料理。
今回はちょうど残り3個だったので、3個分の値段で抹茶2個とココナッツ1個を注文。
……正直、どう表現したらいいのかほんとに分かんないです。審査員が「言葉では説明しづらいんだよ~ん」「でもとにかく旨いんだよ~ん」と言っていた通り、既存の味では説明できない。でも、血を使ったからこそ出せる美味しさがありました。
血の強い旨味が甘さの邪魔になるんじゃないかと思ったら、生クリームや砂糖、お酒で軽減されてちょうどよい塩梅になっており、頭上に?マークを浮かべながら完食。説明できなくてごめんなさい、でも、ほんとに何かに例えられないんですコレ。原作で審査員が逃げてたのはホントだったんです。
抹茶味よりもココナッツ味の方が甘味によって味が際立って美味しかったので、ココナッツ味がオススメです。
最後に
どれも新鮮な味で、唯一無二の刺激をたくさん受けました。漫画を読んで想像していたものがここまでの完成度で出てくる体験は中々無いと思います。
鉄鍋のジャンのぶっとんだ料理を再現してくださった米とサーカスさん、本当にありがとうございました。また行きます。
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