2022年エンタメふりかえり
コロナどころじゃないくらいに世界が大変なことになった2022年に、遊んだ・読んだ・観た・触れたエンタメをピックアップ。アーカイブの意味もあります。
1月
・ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー(ゲーム)
ジャンル:横スクロール型探索アクション(メトロイドヴァニア)。
スイッチ。正確には21年12月にクリア済み。火と水の属性をチェンジすることでオート回復するなど難易度は高くはない。ゲーム外をしかけを用いたトリックなど、新時代を感じることもできた良作。
・モンスターボーイ 呪われた王国(ゲーム)
ジャンル:横スクロール型探索アクション(メトロイドヴァニア)。
スイッチ。モンスターワールドというセガが出していたシリーズのスタッフが関わった作品。個人的にずっと言っているが、日本三大メトロイドヴァニアの一角。難易度もそこそこ高い。
2月
・ゼノギアス(ゲーム)
ジャンル:RPG。
PS3(PSアーカイブ)。80年代、90年代のオタクの基本教養(SF小説、ロボットアニメ、科学・宗教・哲学などなど)をこれでもかと詰めこんだ近未来ファンタジー。ところどころから若さがあふれ出ていた良作。
3月
・ベロニカは死ぬことにした(小説)
パウロ・コエーリョ著。自殺未遂の主人公が収容された精神病棟での出来事を描いた作品。
4月
・ゼノサーガ I・II(ゲーム)
ジャンル:RPG。
ニンテンドーDS。PS2で発売されたゼノサーガ1と2を全20話に組みなおしており、DSに合わせてCGからドット絵に変更されている。戦闘システムも独特で楽しく、わりと歯ごたえもあり、再構築されたストーリーも分かりやすかった良作。
☆大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(ドラマ)
通年の連続ドラマだが、上総広常のあの名場面が放送された第15回が素晴らしかったのでこの月に置く。今後も語り継がれるであろうと確信した名作。
・バディミッション BOND(ゲーム)
ジャンル:アドベンチャー。
スイッチ。しり上がりに盛り上がるシナリオを邪魔しないほど良い難易度。いっせいトライアルの一週間でクリアした良作。
5月
・ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき](ゲーム)
ジャンル:RPG。
PS2。DSの12から進めると一部ストーリーの齟齬が見えるが特段支障はない。そのストーリー展開は意外意外の連続で、難易度もそこそこある。ゼノブレイドシリーズとは異なる荒削りさを感じられた作品。
・『シン・ウルトラマン』(映画)
ウルトラマンシリーズはほとんど観ていないが、シン・ゴジラよろしく人間群像劇に重きを当てており、問題なく楽しめた。
6月
・ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章(ゲーム)
ジャンル:アクションRPG。
ニンテンドーDS(VC)。クリアしたと思ったらしていなかった。2D見下ろしで謎解きダンジョンの”いつものゼルダ”。
7月
・カスタムロボ + カスタムロボV2(ゲーム)
ジャンル:対戦アクション。
スイッチ(64オンライン)。当時は持っていなかったため今回あらためてプレイ+クリア。
・世界は「e」でできている(新書)
自然定数e(ネイピア数)にスポットを当てており、ページのほとんどを数式に充てている。「高利貸しの夢 lim(1/n)^n(n→∞)」「n%のガチャをn回引いたときの当選確率=1/e(約37%)」「カオスの方程式(ロジスティクス写像)y=ax(1-x)」などなど、興味深い話がたくさん。
8月
☆Xenoblade3(ゼノブレイド3)(ゲーム)
ジャンル:RPG。
スイッチ。誤解を恐れずに言えば、ストーリーはあってないようなものだが、痒い所に手が届いたシステムと、短期間で一気に遊んだ没入感から、そのプレイ体験は凄まじいものとなった。今年ナンバーワン。
9月
・ライトクルセイダー(ゲーム)
ジャンル:アクションRPG。
スイッチ(メガドラオンライン)。謎解きメインの斜め見下ろし型ダンジョン探索。キャラクターや見栄えは渋くて硬派な雰囲気だが難易度は高くない良作。
・ストーリー オブ トア ~光を継ぐ者~(ゲーム)
ジャンル:アクションRPG。
スイッチ(メガドラオンライン)。火・水などの精霊を切り替えて謎を解いていく見下ろし型のファンタジーで、メガドラミニにも収録されている。プレイ時間は短いが、難易度は比較的高いため濃密なプレイ体験ができる。
10月
・テイルズ オブ ジ アビス(ゲーム)
ジャンル:RPG。
3DS。ストーリーや世界観は全体的に暗い。キャラクターも(前評判とは裏腹に)シリアスで、(前評判なく)リアルタイムで遊んでいたら思い出の一作になっていたと思われる。
・ASTRAL CHAIN(アストラルチェイン)(ゲーム)
ジャンル:アクション。
スイッチ。難易度高めの3D戦闘アクション。攻めよりも避けを意識しないとスタイリッシュに闘えないし、エクストラステージは相当難しい。ラスボスがきちんと強いのは好印象だった良作。
11月
・スラップスティック (小説)
ジャンル:SF。
カート・ヴォガネット著。荒唐無稽で支離滅裂。久々のSFらしい読後感を得た良作。
・ソロモンの鍵2 クールミン島救出作戦(ゲーム)
ジャンル:アクションパズル。
スイッチ(ファミコンオンライン)。主人公を操作して氷のブロックを出したり消したりしてステージ中の炎をすべて消す奥の深いパズル。
12月
・スプラトゥーン3(ゲーム)
ジャンル:シューティングアクション。
スイッチ。説明不要の陣取りゲーム。1でハマりすぎたので前作2はスルーしたが、ここにきて購入。当然のようにハマる。システムは1で完成された良作。
・拾われた男(ドラマ)
俳優・松尾諭のエッセイをNHKで連続ドラマ化。ネット系メディア(ディズニー)が関わっているためか、日本のテレビ局が作るドラマとは異なり展開にアクティブ感があった。主演の仲野太賀は見事(特にラスト)。
・『THE FIRST SLAM DUNK』(映画)
当時漫画を読んでいた人々のために作られたといっても過言ではない良作。バスケ試合の描写はカロリーが高く、観ているだけで息が上がってしまった。
・スーパーマリオメーカー 2(ゲーム)
ジャンル:横スクロール型アクション。
スイッチ。最新の横スクロールマリオだと思って、「あそぶ」(ストーリーモード)をクリアした。「つくる」はまだほとんど触っていない。良作。(※余談だが、本作を遊んでいるとスーパーマリオシリーズがやりたくなり、ワールドをクリアしてしまった)
・まんが道〜青春編(ドラマ)
年末にNHKで一気放送していた藤子不二雄が原作のドラマ。誤解を恐れていうならば、善人と金の話しか出てこない若者たちの青春群像劇。今となっては大ベテランの役者がポンポンでてくるのも面白かった。
時期不覚
・朝の少女(小説)
マイケル・ドリス著。南国の島国の少女の日々の暮らしとスピリチュアルと、そして驚きのラスト。
・生還(エッセイ)
小林信彦著。脳梗塞で倒れてから生還するまでのエッセイ。
・解放少女(ゲーム)
ジャンル:3Dシューティング
3DS。空飛ぶ内閣総理大臣女子高生を操縦して敵国の機体をロックオンでせん滅していく。GUILD01という実験的ゲーム集のひとつで小粒なボリュームながらシューティングの爽快感を味わえる。
・レンタル武器屋 de オマッセ(ゲーム)
3DS。上記同様GUILD01シリーズのひとつだが、割とボリュームはあった印象。とにかく既存のゲームに囚われないシステムで、魔王討伐を目指すお客さんに武器を貸す。その武器はリズムゲーの要領でタッチパネルで作る。今年一番で意外だった良作。
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