自律するということ
社会人になり親元を離れて一人で生計を立てていても
結婚して家族がいても私達は両親の子供である事実に変りはありません。
母親が旅立つかも知れないと思ったとき、私は強い不安と孤独に襲われました。結婚はしていないけど、兄弟はいるし親戚とも付き合いがあります。
職場の人間関係も問題ないし、私生活でも大切に想ってくださる人やこれから先も大切にしたい仲間達の存在もあります。
なぜ 私はこんなにも不安になったのでしょうか。
今日は自律と自立について考えてみました。
1,自立と自律の違い
自立:経済的、社会的な独り立ち
自律:自らの行動や考えを自分で律すること
がそれぞれの意味になります。
また miraiiみらいいの中にこのような文面がありました。
一般的には子供を自立させていくために、親の過保護や過干渉などは避け
子供のやりたいという気持ちを尊重すること等が大切だと言われています。
自立の次に自ら思考し行動する自律がありますが、この自律に行き着くまで様々な壁があると考えます。
2,自律への道
自立し人並みの生活が出来たとして、さらなる自律心ををもって行動して行くためには、物事をどんな風に捉えるかが大切だと思います。
良くあるのが親の信念を受け継いでいること。
それに対して違和感はありながら、家族の輪を大切にしたいが為に自分の価値観を押し殺している人も多いのではないでしょうか。
教えられた価値観は決して無駄ではないのですが、親が経験した事と子供が経験することは当たり前ですが違います。
時代によって社会情勢も違うし社会の価値観も違います。
家族の輪、愛情を感じられる事が出来たら、家族の外にある社会に出て自分の経験を役立てる。
それが出来たら、社会の輪の外にある日本の為に
そのまた外にある世界、地球、宇宙へと意識を拡大していくことが
人間に備わっている成長、進化の欲求だと思います。
こうすることで魂の成長と人類の進化のバランスが保ててくると感じます。
あなたの居たい場所はどこですか?
3,終わりに
私が不安に襲われたのは、家族や母から貰った教えや信念、価値観を自分の中で昇華出来ず焦りがあったのかもしれません。
静かに自分の内側に意識を向けること、日々の瞑想をしていく事で自分と自分がしっかりと繋がり何も怖くないと自然に気づくことが出来不安はなくなっていました。
ーーーー 今日は自分が花だとしたらどんな花かを描いてみました。
私は家族から色んな事を教わり、体験しました。
知識や嫌なことも良いことも全部私を支えてくれています。
自分を認め、律することがどんな時も安定したマインドでいられる秘訣です。