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鶏の豆知識 vol.1

先にも書きましたが、鶏飼い始めて丸3年。
四代目の20羽が先日やって来たところです。
種類は「ボリスブラウン」。ロードアイランド系の卵肉兼用種です。ちょっと難しいですね。卵もしっかり採れて、お肉も美味しいってことです(笑) 卵はいわゆる赤玉です。

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鶏の色はざっくり3種類あって、白・茶・黒です。
白:卵はよく産むけど、お肉がもうひとつ
茶:卵もまぁまぁ採れて、お肉もまぁまぁ
黒:採卵率はちょっと落ちるけど、お肉が美味しい
こんな感じです。本当にざっくりです。
⇓下の写真は以前飼ってた「岡崎黄斑」 黒色の鶏です。

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鶏はいつから卵を産むかご存じですか?
120日齢ころから産み始めます。先日うちに来たのがちょうどそのくらい。もういつ産み始めてもいいくらいです。
基本1日1個ですが、飼育状況や日齢、餌の種類や量によって様々です。1つ確かなことは2個以上は産まないことです。
そして最初のうちは上手に産むことができない鶏が多いので、2日分まとめて産んじゃったのが”双子卵”です。双子ちゃんの卵は鶏が若いうち限定の副産物なんです!!そして双子卵は2日分なので大きいです。日齢と卵の大きさで見た目でだいたい分かります^^

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鶏は何歳でなく、何日齢(生まれてから何日か)で数えます。
最後の1桁を除いたのが、おおよそ人間の年齢という感じです。
(例)120日齢から卵を産み始める→人間で言うと12歳
鶏の寿命は?とよく聞かれますが、ペットとして飼えば5年くらい生きるそうです。5年=1,825日齢=183歳!?!? 人間の年齢で言うと、はあくまで目安です、目安。。

一般的な養鶏(採卵)の場合、400~500日齢の頃、採卵率が落ち始め、この時にするのが”強制換羽”。10日程絶食させ、強制的に採卵率を高める方法です。そして700日齢頃まで飼育し、廃鶏とすることが多いようです。飼育スペースもいわゆるケージ飼いというのがほとんどで、狭いスペースで、昼夜管理(灯りをつけて昼間の時間(長さ)を管理)、これ以上は割愛しますが、ヨーロッパではケージ飼いの卵は取り引きしないような風潮のようです。

そして養鶏(肉用)のお話。スーパーで売ってる一般的な鶏肉、何日齢くらいだと思いますか?安価で販売されてるブロイラーは約50日と言われてます。愛媛のブランド鶏「媛っこ地鶏」も80日程。卵を産む頃になると肉は固くなるといわれてるので、いわゆる若鶏というのはこのくらいの日齢で出荷されます。どうしても産業となると”効率化”を求めてしまうことになり、いかに早く、いかに大きく、ということになるかと。

⇓下の写真:黄色の脂身が親鶏!って感じ。でも小さい^^; スーパーの骨付きモモ肉ってめちゃ大きいと実感します(笑)

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鶏ちゃんの豆知識、まだまだあります。
こんなお話を、実際の鶏ちゃんを前にできるのも鶏オーナー。
もちろん”双子卵”の時期もお伝え出来、実際に卵拾いもできます。産み立ての卵、人肌で感動しますよ^^


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