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鴨蕎麦の値上げについて

値上げの秋
我が店も10月から値上げしようと思ってます。

他店でよく聞く(ネットやテレビで)仕入価格の上昇による値上げ、というわけではなく、複合的な理由からの値上げです。

1.当然の仕入価格の上昇による値上げ
2.仲間(地方で稼ぐ)を増やしていくための値上げ
3.リピーターさんへの還元のための値上げ

1.当然の仕入価格の上昇による値上げ
10月から鴨肉の仕入価格があがります。それによる値上げ。よく言われてる飼料価格の高騰ってやつです。うちは”鴨肉”ありきの鴨蕎麦なんで、しょうがないですね。と言うより、今の生産者が「もう事業やめる」なんて言い出したら、それこそ大問題なので、少々の値上げは大丈夫なので、美味しい鴨を育ててください、といったところです。

2.仲間(地方で稼ぐ)を増やしていくための値上げ
現在、以下人材を募集してます。
「瀧乃元近藤家」 支配人
「近藤家別邸花澄」 支配人
「離れ流水庵」 店長
じゃあ、あんた何するの?というのは、また今度記事にしたいと思ってます。

事業を続けていくためにも、儲けないといけないと常々思ってます。何も豪華な家に住みたいわけでも、ベンツに乗りたいわけでもないです。その利益を再投資して、さらに自分のしたいことを形にしていきたい!というところです。そのためにも仲間が必要だし、しっかりした売上も利益も必要と考えてます。そのための値上げです。

3.リピーターさんへの還元のための値上げ
◇8割の売り上げは、上位2割の顧客からもたらされる
◇2回目、3回目のお客様が勝負を決める
◇初回来店客が再来店してくれる率は高くても40%。でも、2回来店してくだされば、そのお客様が3回目に来店してくれる率は80%。

テレビや雑誌で取り扱っていただけると、しばらくは忙しくなりますが、その効果も、、、ただ、その中からリピーターになってくれるお客様もいらっしゃいます。そういったお客様には値上げ分の幾ばくかを還元したいと思ってます。そこで10月からLINE公式アカウントを導入して、スタンプカードを作成、ポイント貯めて、割引や会食ご招待!など、そんな施策を取っていきたいと思ってます。

LINE公式アカウントについては、また別に記事書きたいと思ってます。
今回は10月からの値上げの話。値上げは簡単だけど、その価値に見合ったものを、とプレッシャーも十分感じてます。その価値が無いと思えばお客様は来なくなるので。

飲食店は「商品」「人」「場」の3つから成り立つ。
めちゃくちゃおいしい鴨蕎麦を作ることはもちろん、「人」、「場」もしっかり磨いて、お客様をお待ちしております。
引き続き、ご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。

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