カラット数だけでダイヤモンドを選ぶべからず?ダイヤモンド選びのあれこれ。
私がジュエリー沼にはまったのは、婚約指輪を探し始めたとき。もともとお買い物は大好きでしたが、ジュエリー特化型ではありませんでした。が、、、ダイヤモンドや地金のキラキラ感、心躍るデザイン、高級感のある店内でエクスクルーシブな体験…沼らないわけがない!(笑) あれよあれよという間にジュエリーが大好きになっていました。
今日はダイヤモンド選びのお話をしていきたいと思います♡
ダイヤモンドの価値を決める4C
ジュエリー好きの方なら一度は聞いたことがあるであろうダイヤモンドの4C。ダイヤモンドの品質を評価するための4つの国際的な基準であり、以下の要素から構成されています。
①CUT (カット)
②CARAT (カラット)
③CLARITY (クラリティ)
④COLOR (カラー)
この4項目の評価が高ければ高いほど、ダイヤモンドの価値も上がります。
この中で、ダイヤモンドの大きさに関係してくるのが②カラット。
カラットはダイヤモンドの重さを示す単位で、1カラットは0.2グラムに相当します。一般的に、カラット数が大きいほど、ダイヤモンドのサイズも大きくなります。
ただし気を付けたいのが、同じカラット数でも、カットの違いや形状によって見た目の大きさが異なる場合があるということ。
え、カラット数の大きさはダイヤモンドのサイズに比例しないの?!
そうなんです、しないんです…!!!(涙)
カラット数が大きい≠見た目の大きさ
なぜカラット数が大きいダイヤモンドが見た目も大きいダイヤモンドとは限らないのでしょうか?
その理由は、カットされたダイヤモンドのバランスにあります。
カットされたダイヤモンドは、テーブル、クラウン、パビリオン、ガードルと呼ばれる複数の部分に分けることができます。
テーブルの大きさがダイヤモンドの見え方に大きな影響を与えるため、例えばクラウン/パビリオンの高さが高すぎる、クラウンとパビリオンの間に位置するガードルの厚みが厚すぎる等の場合は、テーブルの大きさはたいして大きくないのにカラット数が大きくなってしまうことがあります。
従ってこのようなケースでは、必ずしもカラット数の大きさが見た目の大きさには比例しないのです。
何に気を付けてダイヤモンドを選べばいいの?
カラット数と見た目のサイズという観点から、ダイヤモンド選びの時には何を気を付けたらいいのでしょうか?
① パビリオンの角度が大きいものは避ける(下図参照)
→パビリオンの角度が大きいほど、パビリオンの高さが出てしまうことを意味します。また、パビリオンの角度が大きすぎる場合、ダイヤモンドの輝くにも悪影響を与えます。
② 厚すぎるガードルと薄すぎるガードルは避けること
→厚すぎるガードルはカラットに影響を及ぼすことはご説明の通りですが、実は薄すぎてもダイヤモンドの欠けのリスクがあり、NG。ダイヤモンド選び、難しい…
もちろん素人目で判断するのは難しいので、プロの方の力を借りながら、カラット数の大きさだけに惑わされずに素敵なダイヤモンドを見つけてくださいね。
絶対に現物を見て購入するべし!
4Cという国際的な基準がある一方で、グレーディングだけではその本来の良さは分からないこともあるダイヤモンド。もちろん大きさだけでなく、その輝き、カラー、透明度も実際に見て初めて分かることもあります。せっかく買うなら、納得してトキめくものを手に入れたいですよね♡ ダイヤモンドは、絶対に直接見て購入されることをお勧めします。
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