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他人は変えられない。でも”きっかけ”はつくれる|ある日突然、夫におきた変化

みなさん、こんばんは。

今夜は夕食をつくる合間に書いています。

明日の朝早くに、夫の実家へ遅めの帰省(ちょうどわたしがその町に出張になったのがきっかけですが)するので、冷蔵庫の余り物をつかってサラダとパスタを作っています。

今日は、最近おこった夫の変化についてお話しします。



きっかけはYouTube

わたし達夫婦は、お出かけが大好き。
少々遠くても、車の運転が大好きな夫も手伝ってあちこちお出かけしています。

お出かけ先は、おしゃれで評判の良いカフェや、絶景がのぞめる観光スポット。
時には、急に思い立って船に乗り、島で一泊なんてことも。

その時々の楽しかった思い出を残そうとはじめた動画撮影。
手持ちのスマートフォンで十分きれいに撮れます。

家に帰ってからアプリで簡単に編集し、非公開でYouTubeに保管していました。
一度、公開してみようかと考えたことはあるのですが、自分達の記録用につくったため、テロップ(画面に出る文字)に本名の名前が出るのが恥ずかしくて思いとどまりました。


ある時、ふと思い出して、今まで撮った動画を見返していると、

「もしかしたら誰かの参考になるかもしれない」

と感じました。


誰かが見るために撮影していないので、本音であふれていて、美味しくないとか、つまらないとか、そういう正直な感想もいいのかもしれない。

気にしていた本名が出てることも、自分が思うより誰も気にしないのでは?

そう思って、夫に承諾を得て非公開から公開へ切り替えたのです。


自分の姿をみて何かに気づいた夫

すると、夫も急に興味を持ち出して、

「何回再生されたかな?」

と言いながら、今までの動画をチェックします。

画面に映る自分の姿をみて、「老けたな〜!」(まだ2年前)とか「こいつ(自分)やばいな!」などと、客観的に自分を見始めたのです。

そして驚きの一言が出ます。

「この服、全然似合ってないやん!捨てよう。」


わたしがいくら「似合ってないよ」と言っても
「気に入ってる」と言って手放してくれなかったシャツ。

その一枚を手放す決心を、自らしてくれたのです!


それだけじゃありません。

「他に似合ってないのある?」とわたしに意見を求めてくれたのです。

そうして、3枚のダサいシャツを手放してくれました。


本人が変わりたいと思えば変わる

いくら家族でも、仲のいい友人でも、他人を変えることはできません。

でも、本人が「変わりたい」と思う、変えるといい事があると気づく
”きっかけ”を与えることはできる、と気づきました。

もちろん、それで変わる保証はありません。

あくまでも、変わるのは本人の意思。


「変わらなくてもいいや」と思える、いい意味での”諦め”をもってるくらいが、
ストレスなく穏やかな毎日が送れるでしょうね。

わたしも諦めていたから、こんな結果になったのかもしれません。


・・・

平凡で、可愛くもかっこ良くもない夫婦のめちゃくちゃ個人的なお出かけ動画を、誰が見るだろうと思っていましたが、人気のスポットに出かけたものは割とたくさんの方が見てくれているようです。

とはいえ、ここで今紹介するには勇気が足りないので、いつかまたふと思いついたら紹介するかもしれません。

みなさんはこの夏たくさんお出かけしましたか?

あっという間に過ぎる季節。毎日を愛おしく、大切に過ごせますように。
おやすみなさい。


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