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漢方を使って夏の冷え性対策 by.Bi
冷え性で悩む方は意外と多く、
一年を通して絶えませんが、
特に夏場は、
体温を超える暑い屋外と冷房の効きすぎた室内の激しい温度差、
冷たい飲み物の摂り過ぎ、
暑い夜の睡眠不足などによって体温の調節をしている自律神経がバランスを崩し、
知らず知らずのうちに冷え性になる人が多くなりがちです。
●冷たい物を摂取したことによる胃腸障害には
・人参湯
・六君子湯 (リックンシトウ)
「人参」を含む漢方薬が有効です。
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⚫︎ 冷房による冷えには
・葛根湯(特に首、肩の冷え)
・当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
・五積散(ゴシャクサン)
などが有効です。
また、夏場の屋外と室内の温度差により、自律神経のバランスが崩れる結果、漢方医学でいう“血流が低下している状態”、つまり「瘀血(おけつ)」という状態になります。
血流が低下することで、末端(手足)にまで血液が巡らなくなることで冷え性に繋がっていきます。
簡単にできる対策
としては、
カラダを冷やさないこと、
ストレッチや腹式呼吸←呼吸を整えると
自律神経も整い血流も改善されていきます。
散歩や呼吸を整えるヨガ、7時間程度の睡眠、入浴習慣、オメガ3脂肪酸やビタミンEの摂取などがあります。
そして、漢方薬も瘀血の改善を得意としているので、代表的なものは当帰(トウキ)が含まれている漢方薬です。
⚫︎当帰芍薬散
⚫︎桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
等があります。
薬膳的食品で言うと
⚫︎棗(ナツメ)
⚫︎クコの実(ゴジベリー)
⚫︎生姜(ショウガ)
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脂肪分や糖分の多い食品は血の巡りが悪くなるので不調のある時は避けた方が無難です。
生活習慣と漢方をうまく組み合わせて
暑い夏の冷え性対策を今のうちにしていきましょう♡
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