鍼灸による養生 by.yuma
さて、養生活と言われるとどういうことかイメージつきますか?
まず養生の意味からお話ししていきます
字の如くとなりますが、”養う生活”
衛生をまもり健康の増進に心がけること。また、病気をなおすように努めること。
つまりは、自分自身を養ってあげるということです。
これは、食事・外的刺激でマッサージや鍼はもちろんのこと
後、もう一つは精神的なアプローチです。
最近では、self-loveという言葉が飛び交いますが、
皆さんは何か
自分の為にしていることはありますか?
私が、お伝えしていくのは鍼灸や東洋医学を用いてのself-loveです。
鍼灸と言われると堅苦しいイメージや、おじいちゃんやおばあちゃんが体の辛い時にやっているイメージが多いのではないのでしょうか?
実は、小さな新生児から大人まで幅広い分野で活躍しています。
それに加えて、対応できる疾患や不調の数も幅が広いのです。
それはさておき、養生についてですが鍼灸ではどんなことができるのか?
施術する側が、行うことしかできないと思われがちですが、
実は資格がなくても行える方法があります。
それは置き鍼という鍼や、摩擦の刺激で行う刺さない鍼や、火傷のリスク管理ができるお灸です。
私が、よく日頃愛用するセルフケアで使用する鍼は、
セイリンという会社が出してくれているパイオネックスという円皮鍼です。
コンパクトで使いやすいのでいつもポーチにしまっています。
またお灸は、長生灸という間接的に熱を伝えてくれるお灸です。
お灸も近年では、スモークレスと言って煙の出ないタイプもあります。
これらは、ただ筋肉の動きを良くするだけでなく体の体質を変えていってくれます。
そこで少し私の、経験談をお話しさせて下さい。
元々私は、幼少期に呼吸機能が悪かったのがきっかけと
鼻の鼻腔が狭いこともあり花粉の時期に関係なく慢性鼻炎を患っていました。
なので毎日と言っていい程、鼻が詰まりやすっかったこともあり、
学生時代ではホルモン投与しないと蓄膿症などになってしまう程大変な経験をしてきました。
なので毎日、薬がないと生きていけない状態でした。
しかし、高校卒業と共に鍼灸に出会ってから
少しずつ体質改善の施術を重ねて薬を飲む頻度も減らしながら取り組んでいったことで
今では、薬無しでも鼻の通りが良くなり
花粉症の時期も以前以上に過ごしやすくなりました。
このように自身の辛かった経験があるからこそ、様々なことで悩んでいる方へ
サポートになる知識をこれから提供していきたいと思います。
今出来上がった体は、生まれてすぐに大人の体になった訳ではありません。
何年も、年月を重ねて今の私たちがあります。
なので、多くの方が誤解を招きやすいのが、
取り組んだからと言って簡単に変わる!と思う方もいます。
そんなことがないのが、時間が存在する理由です。
ただ時間と言っても、元々の人間の体の機能で120日くらいのサイクルで血液の産生と破壊が行われるため三か月くらいから変化していきます。
(例外で、体質にマッチすると1か月で変化する方もいたりします)
少しずつ、自分の身体に改めて向き合っていき
よりHappyな感情が生まれやすい心と体の状態に一緒にしていきましょ❤︎