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親御さんとの向き合い方。講師が感じるプレッシャーに答える

こんにちは。


ピアノ講師、メンタルコーチの「One Heart」です。


今回は、ピアノレッスンに関するnote。


ピアノレッスンで、練習をしてこない生徒さんがいて困ったという経験はありませんか?


ピアノ講師として、この問題は多くの方が一度は経験しているのではないでしょうか?


そしてさらに、親御さんから「お金を払っているのだから・・・」と言われ、プレッシャーを感じてしまったこともあるかもしれません。


私も講師としての経験が浅い頃、こうした悩みにぶつかり、どう対応すればいいのか分からずに悩んだことがありました。


でも、少しずつ自分なりの方法を見つけ、悩みを乗り越えてきました。


今回は、同じ悩みを抱える先生方に向けて、
「私が大切だと思う12の視点」をお伝えします。


わたし自身も、この視点で親御さんと向き合うようにしています。
そうすると、生徒さんはもちろん、親御さんともとてもいい関係を築くことができますので、ぜひ読んで試してみてくださいね。


親御さんとの向き合い方。講師が感じるプレッシャーに答える


1. レッスンの方針を明確に伝える

生徒さんや親御さんとスムーズな関係を築くためには、レッスンの方針を最初にしっかりと共有することが大切です。

「どんなふうに教えるのか」「生徒さんにどんなふうに取り組んでほしいのか」といったことを一緒に確認しておくことで、お互いのイメージを揃えることができます。

具体的な方針の例

  • レッスンでは、基礎を大切にしながら、楽しく続けられる練習方法をお伝えしています。

  • 家庭での練習が上達につながる大事な時間であることをお話しし、小さな努力が大きな成果につながることを一緒に実感していきます。

  • ひとりひとりのペースを大切にしつつ、日々の小さな積み重ねが成長を生むことを伝えています。

初回レッスンや親御さんとの面談のときに、こうした方針をわかりやすくお伝えすることで、「レッスンは一緒につくるもの」という考えを共有できるといいですね。


2. 冷静に、そして客観的に対応する

親御さんから「お金を払っているのだから」と言われるような場面では、感情的な対応は避けたいものです。

相手の気持ちを受け止めながら、冷静に事実をお伝えすることで、穏やかな対話につながります。

こんなふうに伝えてみましょう

  • 「レッスンでは、練習のヒントや課題をお伝えしています。
    ただ、家庭での練習が上達のカギになるので、一緒に無理なく取り組める方法を考えてみませんか。」

  • 「わたしも〇〇ちゃんがもっと上達できるように、しっかりサポートしていきたいと思っています。
    一緒に練習計画をつくって、楽しく続けられる方法を見つけましょう。」

相手が少し感情的であっても、講師が冷静でいることで、対話の雰囲気を穏やかに保つことができます。

また、具体的な事実や提案を交えてお話しすることで、納得していただきやすくなるはずです。


3. 指導の目的をもう一度見つめ直す

悩んだときに少しに立ち止まって考えてみてほしいのが、「自分が何のために指導しているのか」ということです。

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