B.PREMIERライセンス交付22チームが決定
Bリーグは2026年から、現在のB1、B2、B3の区分から、B.PREMIER、B.ONE、B.NEXTの区分に変更されます。中でも最上位区分であるB.PREMIERには、年間売上高、観客動員数、アリーナに関する厳しい審査に通らなくてはなりません。
2024年10月17日、3次審査までが行われ、全22チームの参入が決まりました。審査基準は以下の通りです。
B.PREMIERへの参入が確定した全22チーム
1次審査 全5チーム
宇都宮ブレックス
千葉ジェッツ
アルバルク東京
川崎ブレイブサンダース
琉球ゴールデンキングス
2次審査 全12チーム
レバンガ北海道
仙台89ERS
群馬クレインサンダーズ
アルティーリ千葉
サンロッカーズ渋谷
横浜ビー・コルセアーズ
信州ブレイブウォーリアーズ
三遠ネオフェニックス
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
島根スサノオマジック
広島ドラゴンフライズ
佐賀バルーナーズ
3次審査 全5チーム
富山グラウジーズ
シーホース三河
滋賀レイクス
神戸ストークス
長崎ヴェルカ
1~3次審査を終えて
2024年10月の3次審査が終わり、22チームの参入が確定したため、5次審査は行わず、残すは12月の4次審査のみとなりました。
B2のA千葉、信州、富山、神戸がB.PREMIER参入が決まったのに対して、B1でまだ参入が決まっていないチームがあります。それは、秋田、茨城、越谷、FE名古屋、大阪、京都の6チームです。これらのチームは12月の4次審査に向けて再び準備することとなります。
これらのB1チームが3次審査を通過できなかった理由ですが、
秋田 :おそらく新秋田県立体育館のアリーナ整備計画が不十分
茨城 :平均入場者数4,000人超え、売上12億円の条件は満たしているため、おそらくアリーナ条件
越谷:平均入場者数が3,000人以下、新アリーナ案が未決定。
FE名古屋:入場者数が基準に満たない
大阪:新アリーナ計画書類を未提出。12月に提出予定
京都:アリーナ基準が審査中
入場者数と年間売上高については変えることはできませんが、アリーナ案次第では、4次審査での通過となることが考えられます。
越谷は新アリーナ計画を考えていますが、今のところめどが立っていないため、初年度の参入は見送り、28年か29年の参入を目指すと公言しています。
B.PREMIER
B.PREMIERは、各チームの選手年俸の合計に上限を設ける「サラリーキャップ」制の導入が予定されています。さらに、オンザコートの外国籍選手の制限が2名から3名に変更されます。詳しくは、Bリーグチェアマンの島田慎二さんのnoteをご覧ください。
また、2戦先勝方式のFINALも3戦先勝でホーム&アウェー方式で開催することが検討されています。
B.PREMIERのチームは、毎年10月に継続審査を受ける必要があるとのことです。すなわち、一度参入が決まっても、継続して基準レベルを保っていなければいけないのです。3期連続で未達の場合は、降格になるそうです。
最後に、各チームの審査項目の詳細については、Bリーグの公式HPをご覧ください。