広報の楽しみは人とモノとの出会い
こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。
広報と経営者が双方で補完し合う
本日も新たな出会いがありました。広報PRをやっていると、世に広めたい商品やサービスと巡り合います。
一方で、広告ではなく広報なので、いかにメディアにその価値を報道したいと思っていただくか、メディア側のメリットについてもいつも考えるポイントです。
時勢だったり、流行だったり、季節だったり、価値観が変わるタイミングだったり。もしくは大きな社会課題の解決だったり。
そして経営者の方やクライアントと広報は、双方で持っている知識や人脈が異なります。経営者の方は業界内の情報に詳しい、我々広報はメディアごとの特性や種類に詳しいのです。
「こんなメディア知っていますか?」は実は双方から出てきます。
「そうか、この業界はこんな専門誌が有名なのか」
PRの立場では全ての業界に明るいわけでもありませんので、大変助かる情報です。また、ローカルメディアについても、地元のことは地元に聞け、ということで、多くのことを教えていただく機会があります。
広報に丸投げするのではなく、どんなターゲットにどうやって商品を手に取ってもらいたいという見取り図は、広報と経営者が一緒に考えていきたいポイントです。そういう意味で、私はスポットのPRのお仕事はあまりお受けしないようにしています。
広報はメディアと長く付き合っていくことが大事
PRという名のとおり、その企業の「広報担当」と名乗って、長くメディアの方々とお付き合いしていくことを大切に思っています。
メディアの記者さんがリリースを出して半年後に問い合わせ(こういうことがあるのです)をいただいた時に、その広報担当者がいないとか、リリースについて的確に答えられないとなると、一気に信頼を失います。こういう時にメディアから頼られ、この広報は使えるなと思っていただいて、関係性が構築されるのです。
メディアに何度メールをしてもリアクションがない、と言っても、全くリリースを見ていないかといえば、そうでもなく「見た上で扱わない」という判断をしていることがほとんどです。でも、それは「今は扱えない」ということだってあるのです。「あの時のネタ、面白そうだったな」くらいの記憶があるうちに、再度ご連絡すると、案外取り上げていただくこともあります。
打率が低くても気にせず打席に立とう
何度も申し上げていることですが、広報は諦めずに「打席に立ち続けること」しかありません。(ほら、また野球に例える昭和生まれ)
もちろんバッティングフォームの矯正が必要な場合もありますが、打席に立たずにヒットやホームランは絶対に生まれませんから。
メディアの方々にも、経営者の方々にも、商品やサービスにもたくさん出会って、チャンスを虎視眈々と狙っています。それを「楽しいな」と思える方は広報向きです。世の中より先に、素敵な人やモノ、サービスを知ることができるんですよ。すごく楽しいと思いません?
まあ、今日はとにもかくにも暑くて、冷たい飲み物ばかり飲んでいましたが、それも含めて広報として、楽しみなことが広がりそうな1日でした。
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