「自分には関係ないこと」と線を引く前に
こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。
ソトコト3月号の特集「サステナブルブックガイド」に、広報の立場で選ぶローカルプロジェクトのアイデアに役立つ書籍を掲載いただいています。全部で5冊掲載した中には、noteでお馴染みの徳力基彦さんの書籍も推薦しました。やはりSNSはバジェット少なめのローカルプロジェクトが効果的に使いたいメディアですよね。
ローカルプロジェクトに関わる方々、ご関心ある方々、私含めて15名が選んだ書籍が紹介されており、よろしければぜひご一読ください。
昨日は私が関わっているローカルプロジェクトのひとつ、「相模原をプロデュースする会」で行っているセミナーを通じて感じたコトをお伝えします。
1月から3月まで全4回のセミナーでは「ブランディングとマーケティング」についてオンラインでお話ししています。ご自身が起業されたり、フリーランスや中小企業、NPO法人など小さな組織の方がメインターゲット。ビギナーの方向けに、ポイントをしぼってのコンテンツです。
日曜日の午後、1時間半オンラインで学ぶという姿勢だけで、もう立派です。学ぼうとする意欲があり、何かを気づきを得ようとしている。
そんな方々でもやはり思考に永年のクセがあったりして、「これは自分には関係ないコト」と線をひいたりしてしまいがち。
ブランディングやマーケティングって大きな会社のことでしょ?
自分にはマーケティングなんて縁遠いから・・・
顧客なんて考えたこともなかったし・・・
そこを一歩進めて「自分だったらどう考えるだろう」と思いを巡らせてみると、ビジネスにもヒントがあるかもしれないですよね。
スモールビジネスの方々が陥りがちなのが、「ひとりよがり」エリアや「不毛地帯」エリア。そこから④のエリアに辿り着くには、やはり顧客のニーズを把握して、誰が自分のお客さまなのかを見つけるという基本に立ち返ってほしいわけです。
でも、自分のやりたいことにはまりすぎると、どうしてもビジネスが伸びていかない、持ち出しが多くなるとどうしても「持続可能なビジネス」に成長しません。
これは非営利の活動だとしても、活動資金くらいは稼いでいかないと、スタッフが身銭を切らざるを得ず、結果として長く続けられなくなってしまいます。
地域活動に携わる方々はどうしても「稼ぐ」ということに対する抵抗が大きく、ブランディングやマーケティングを他人事として捉えがちです。そこのブロックを外すように、というのが私のお伝えしたい内容でした。
次回は2月20日開催。ご興味ある方は私までお知らせください。基本は、相模原に関心のある方ですが、一部講師枠でご参加いただけますので。
いただいたサポートは、中小企業のPRや個人のキャリアサポートなどに使わせていただきます。気に入っていただけたら、本当に嬉しいです。