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人を応援することで自分も元気になれるなら

こんにちは。Kiwi PR合同会社の植田聡子です。

オリンピック、運営側の苦労はさぞ、とお察ししますが、週末はもう閉会式です。

開会前のオリンピックは中止派、延期派、消極的賛成派などネガティブな意見が圧倒的だったのに、メディアは一気にオリンピック一色。それはそれで悩ましいですね。(なんの興味もない方もいるでしょうが・・・)

でも人の気持ちを変えるくらい、アスリートの姿には心打たれるものがあります。

「アンダードッグ効果」とは、勝敗や投票の結果予測で、不利な状況にあると報じられた方に同情票が集まり逆転勝利につながる現象のこと。弱い者や不利なチームを応援したくなる心理を意味します。

オリンピックの場合、自国びいきも当然のこと。

思ったように結果が出せた人、予測もしない結果に涙する人、それぞれにドラマがあります。

こうやって2週間、なんのかんの言いながら応援し続けているのです。

自分のことで精一杯の人は、人のことを応援する気持ちにもなれません。そんな余裕もないでしょう。応援できる環境にあるということだけでも、幸せなこと。

応援したくなる人の心理もそれぞれです。

1 自分も頑張るタイプだから、頑張っている人を応援し、鼓舞されるタイプ
2 自分にはとても真似できないことを成し遂げている人を応援し満足するタイプ
3 過去に応援されて嬉しかった経験があるタイプ
4 流行りに乗ってその場の雰囲気を楽しみたいタイプ

あなたはどのタイプですか?

4のタイプは「ミーハー」などと称されることもあるでしょうが、雰囲気を明るくしてくれるなら案外悪くないのかも。

一番厄介なのはこちら。

応援しているように見えて、結果次第でものすごく批判するタイプ

これ、部下に対する育成や、育児でも避けなければならない心理です。

「あなた」を応援しているのではなく、「あなたの良好なアウトプット」が好きなだけ、ということがわかると、信頼関係が崩れます。

自分が勝手に期待して、相手がその期待に答えないと手のひらを返したような態度を取るタイプになっていませんか?

人間誰しも完璧ではありません。

この日のために準備を尽くしても、ひょっとしたことでうまくいかないこともあるでしょう。メダルを期待されながらも、100m×4リレー決勝では、日本チームはバトンをつなぐことができませんでした。

ミスには何らかの原因があるのは事実。

ただし、彼らが口々に言っていたのは「攻めていこうとした結果だったのだ」と。

チームとしての結果が出せなかったことを責めることなく、受け止めている姿。

スポーツを通じてビジネスに、日常に、気づきや学びがあるなと思った金曜夜でした。

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植田 聡子/観光コーディネーター、PRコンサルタント、GR、キャリアコンサルタント
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