2023年狂いの軌跡。ガチ恋オタクこそラブライブへ沼れ。そして迷子になってもいいから人生をDIYし続けろ
狂いの軌跡。それは生きた証であり生命の躍動である。
そもそもいつどんな時に何に狂っていたか分かるように狂いをnoteに収めているので過去記事を見ていけばだいたいを把握できる。
そんな中でも特に狂い散らかしたものを今一度見ていこうというわけだ。
重要なのは今この瞬間の振り返りではない。
何年後かにふと見返して再燃する狂いの種火を残しておくことが大切なのだ。
人生はDIY
限界関係性オタク、その魂の救済に出会った。そう、真なる神アニメ【Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-】だ。
厳密には2022年のアニメだが私は完結してから年明けにまとめて見た。そして圧倒的な完成度と限界関係性オタクの求めるなんたるかを完璧に理解してお出しされた究極の完成度に真の涙を流した。
幼馴染2人によるでかすぎる感情の奔流。【ヤマノススメ】や【スローループ】といった限界関係性オタクが命を救われた作品たちと同系統の作品だ。
だがDIYの火力と強さは完全に唯一無二だった。ちゃんと見たいものはしっかりと魅せてもらった。それでいてそこ以外、ちゃんと大筋のストーリーも面白く美しい。全てにおいてハイクオリティ、完全なる作品と言わざるを得ない。
あんなにも本編でほんわか穏やかな空気を感じさせながらEDである至高の曲【続く話】の圧倒的な湿度と重厚さで情緒を思い切りひっぱたかれるのも気持ちが良い。
最初から最後まで余すとこなく美しく強い。最終回でツリーハウス完成と新たな一歩による「DIY部」としての完結をしっかり済ませてから「せるふとぷりん」の2人の話を行うのは最後の最後まで本当に”理解”っていたという感情しかない。
あくまでも本筋は「DIY部」としての話。それと並行して続く「せるふとぷりん」の話がある。このバランスがあまりに巧みだ。
燃料を増やして、時間をかけて火力を上げることは容易い。適度な燃料で絶対的な火力を出すことにこそ芸術点とメリハリは宿る。そういった点でのバランスは本当に完璧であった。
DIYという在り方、欲しいものも居場所も自分で作る。作品の根幹となる要素の全てが2人の話に繋がる。
欲しいものは自分で作る、だがただ一つ作れないものがあった、そう昔の思い出だ。せるふとぷりんの2人だけの思い出だけが不変であり2人だけの世界。いつかの思い出、変わらず愛しい。
限界関係性オタクならばそこに気付くことができる、我々はこういうものを求めていたのだ。
幼馴染だからこそのドライさ、べたべたしすぎない、さっぱりしている関係の中に見え隠れするどでかい感情。どれも高水準で素晴らしい。
あまりにも圧倒的、圧巻のクオリティであった。感謝、心の底から感謝を。
心に「虹」がかかった
2023年3月、俺の心には虹がかかった。あまりにも鮮やかな13色の虹の色。
今年の振り返りというわけだがやはり特筆すべきは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会へハマったことが大きいだろう。
甘く見ていた。というよりも見誤っていた。私のラブライブは無印二期で止まっていた。虹はおろかサンシャインもスパスタも2023年になってから見た。
ラブライブにはもはやガチ恋オタクの居場所などなくなっているのだと勝手に思い込んでいた。世界のカップリング推しだなんだという声がでかくなる風潮に知らず呑まれていた。
だからこそ虹ヶ咲が持つ「自己投影の多様性」という点には非常に強く心を打たれた。誰も不幸にしない世界がここにはあった。
ソロ路線という方向性が持つ力は計り知れない。あなたちゃん」という存在がまた巧妙な自己投影先である。
そんなわけで虹ヶ咲のアニメを見てからかつてのラブライブ熱が再燃し一年通して狂いに狂い散らかしていたのが大きな記憶である。
だからこそ伝えたい、俺と同じように救われないガチ恋勢にこそ大きな声で伝えたい。
ガチ恋勢こそ虹ヶ咲を見ろ、と。ここには確かな救いが存在している。俺を信じてほしい。魂の救済がここにはある。
このアニメの基本にして究極はソロ路線だ。一人一人にスポットが当たる。それが何を意味するか分かるな? そうだ、俺達の介入する余地があるということだ。
なによりも””公式がガチ恋需要を満たしてくれる””。最大の要因はこれに尽きる。
それぞれのアニメMVでは程度の差こそあれどかように美しい存在しない記憶を雨あられと注ぎ込んでくれる。ここにこそ狂いの輪郭とは存在する。
虹ヶ咲は特にガチ恋に優しい。だがちゃんと今年サンシャインとスーパースター見たがこれらも全然ガチ恋できる。大小で行くとやはり虹ヶ咲が強いがやはりラブライブのキャラは強い。
そんな当たり前の事実を思い出させてくれた、そして大層狂わせてもらった。それは私の今年出した記事のラブライブ率から伺うことができる。
なによりも公式でお出しされたラブソングというかつてない巨大燃料が凄まじい。これは本当に強烈だった。ちゃんと全員分全曲でそれぞれに狂った。
来年はスパスタ3期もあるし虹ヶ咲も新規展開やら映画があるしでまだまだ楽しみは尽きない。
君の手はどうしてこんなに温かいの
本当に久しぶりに魂が震えた。俺の魂はここにある。この女にこそ命を燃やすに値する。そんな”狂い”との出会い、あまりにもプレシャス。
そう、「長崎そよ」との出会いだ。愛しい、本当に愛しい人よ。
流石に好きが過ぎる。キャラ単体としての瞬間最大風速としては確実に2023年最強だったと言わざるを得ない。
迷子最強のカップリングである「俺そよ」はあまりにも覇を唱えるには充分すぎる火力を有している。
自分の目的のために他人を利用するが根っこがお育ち良く光の環境で甘やかされた育ったちゃんだから他人を利用することが下手すぎる。利用するのと同じくらい利用されているしそれをなんだかんだで享受してしまっているし居場所すら感じてしまう。
強くしっかりしているのだがそれ以上に弱くて脆い。未来を望むように見えて過去を取り戻すことに執着している。
こんなにも、こんなにもだ。””俺がそばにいてやらないと破滅しそう””感を孕んだ生物は久しぶりに出会った。旗から見たらしっかりしているし事実しっかりはしている。
だが俺は知っている、彼女の脆さを。どうしようもなく歪な在り方を。本当に素晴らしい。
しかも、しかもだ。そよの問題は解決していない。バンドメンバーの一人として活動していくという一つの収まりどころには収まったが何一つとして内面の問題は解決していない。
それは即ち彼女の拗れた内面が一切浄化されていないことを意味する。良かった、こんな短時間で浄化されなくて。例えムジカアニメで救済が訪れるとしても俺そよの永遠はここにある。
いつまでも迷子アニメをしゃぶり尽くして生きることができよう。それほどまでに長崎そよという存在は私の中で強大な存在と化した。
こんなにも一緒にいて尽くして人生めちゃくちゃにされたいと思わせてくれる存在は本当に貴重だ。俺にだけは顔色を伺わないでほしい。
寒い日にふと手を繋ぎ、お互いの手のぬくもりを感じたあとそよさんだけは【キミの手はどうしてこんなに温かいの?】を思い出して不愉快な気持ちになってほしい。
支えたい、それがどれだけ”おためごかし”な欲望だったとしても。
自分を守るために狂い続ける
大きく狂いの軌跡を見るとしたら上記の3つが非常に大きいところだった。あとは以前から好きだったものの好きの出力を記事にしているものが多かった。
その中でも元々好きだった呪術廻戦における伏黒甚爾と直哉との出会いも非常に強烈であった。こんなにも良質なクズを接種できたことは本当に喜ばしいことで非常に強く青が澄み渡った。
またDIYに同じく2022年のアニメであるが令和最強最高のアイドルアニメである【Extreme Hearts】も2023年に視聴して真の涙を流した記憶も美しい。
エクハのような”本物”のアイドルアニメに出会えたこと、好きになれたことには本当に心の底から感謝したい。ちゃんと大好きだって叫びたい。
オタクは足を止め、虚無に追いつかれてしまうと死ぬため来年も自分を守るために狂い続けたい。
どんな出会いがあり狂いの輪郭が見えるのか今から楽しみで仕方がない。というわけで
ハイお疲れ 解散解散