『夫婦/パートナー』ということはいったい何なんだろう?
主人とはもうかれこれ20年一緒にいます。
長いのか、まだまだ短いのか…
これからもずっと一緒なのか、別々に歩む時が来るのか…
毎日の繰り返しがこの20年という期間になっただけなのだけど。
その間にはもちろん日々たくさんの感謝も、愛もあります。
そしてもちろん喧嘩もあり、別れを考えることも沢山あります。
そんな怒りに自分が飲みこまれたときは、
自分を遠くから眺めるようにしています。
私の心がどういう状況なのか?
心が風邪気味の中、生活しているのではないか?
もしくは相手の心が風邪をひいているのではないか?
怒りや悲しみの渦中にいると、曇って何も見えません。
占星術師をしていると、誰かと一緒にいることについて、アドバイスしてたり、その関係について考えたりすることが度々あります。
そのたびに、その誰かと続けていくこと。
と別れること。
について深く考えます。
心も体も同じく健やかに生きていなければならない
誰かと過ごすことには、必ず学びがあり、意味があると私は思っています。
お互いの心が成長していくために出会い、得るべき学びがあるから一緒にいるのだと。
しかし、一緒に居続けることを選ぶときに、お互いの心が健やかであることが必須条件なだと思います。
身体が疲れ、風邪をひき、熱を出し、寝込む。時にはもう治らない病にかかってしまう。
心も同じで、風邪をひき、熱を出し、寝込むこともあります。
もう治らないほどこじれてしまう場合もあると思います。
心は目に見えないので、わかりにくいのかもしれませんが、相手も、自分もまずは健康な心を持っていないと。
一緒に居ることが学びにはなっていかないはずです。
風邪をこじらせている心は、相手を傷つけ、人の心をないがしろにしてしまう。
相手を怒らせ、いらぬ争いを招いてしまう。
優しい心を持つ人は、それを癒そうと、手を差し伸べ、自分の心も壊れていってしまう原因にもなるでしょう。
逆に自分の心が風邪ひきだと気づけない人も沢山います。
心が風邪をひいているのは自分かもしれません。
相手の心に風邪をうつしているのは、自分かもしれません。
出生図という心の指標
私は魚座というサインの、広く深い海のように混沌をそのままに受け入れ、感じて生きるというエネルギーを忘れないために、その学びが私にとってとても重要だから、太陽を魚座にもつ主人と一緒にいるのだと思う。
健やかな時の彼は本当に魚座の良いところが前面に出ていると思うし、私にはそれが足りてないのだと感じるときが度々ある。
逆に彼は射手座の自由で広いところへ飛び出し、学びを深めたいというエネルギーを取り入れ忘れずに生きていくことが必要で、太陽星座を射手座にもつ私と一緒にいるのだと。
でもそれも、健やかな心の私であり、心が風邪気味の私は違うエネルギーを放っているのだと思う。
自分の心が風邪の時は。相手の放っている良いエネルギーまでもが、まぶしくてしんどい時もある。
自分の心が健やかであること。
毎日幸せを感じて生きていること。
多少のストレスに負けず、
身体を動かし、汗をかき生きていく。
日々、体と共に、心も健康に。
自分の心が健やかであるか、風邪気味であるか、
相手の心が健やかであるか、風邪気味であるか。
それに気付き、手を差し伸べられるのがパートナーであり、
その手を振り払うしかできないときが別れなのだと。
自分の心がわからなくなった時、出生図を眺めてみるとよいかもしれません。
特に月のエネルギー抜きの。
出生図は道しるべ。自分がも寄ってしまった時に、こんなエネルギーだよと教えてくれます。