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デッドラインが生産性を決める

あなたが今行なっている行動は何分で終わる予定か把握していますか?

その次は何を何時何分までやりますか?

その次は?その次のその次は...?

あなたは、このように自分のこれからやるべきことを頭の中で浮かべることができますでしょうか?特に、何時何分までにやり切るというデッドラインは明確かつ達成可能か分かるものになっているでしょうか?



これから僕が仕事をやる上でも、生活して行く上でも非常に大切にしているデッドラインについてお話ししていこうと思います。考え方としては、吉越浩一郎さんの『デッドライン仕事術』とも似ていますので、もし「考え方が為になったな」とか「もう少し勉強していてみたいな」と思うのであれば、以下の書籍がうまくまとまっているので読んでみると思います。別に、アフィリエイトじゃないので、以下のリンクから購入しなくても全然大丈夫です笑

デッドライン仕事術 (祥伝社新書) 吉越 浩一郎 https://www.amazon.co.jp/dp/4396110952/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_VpqTCbVY6G0GH

なぜ、デッドラインを設けるのか?

そもそも、なぜデッドラインを設ける必要があるのか?

それは、2度美味しいからです。締めにラーメンを用意している鍋の時に使うような回答になってしまいましたが、これは嘘ではなくて、デッドラインを儲けると2度美味しくなります。そのタイミングはもちろんおっ察しのとおり、最初と最後です。

最初は集中力もあり、やる気もあるので必然的にすごく仕事がスムーズに行きます。その反面、中盤はその業務にも慣れてきて集中力もだいぶ落ちてくるので、生産性はどうしても下がってきてしまいます。そして、最後になると終わりが見えてくるので頑張るモチベーションを感じやすくなり、生産性は高い水準まで戻ってきます。グラフにすると、生産性というのは、いわばU字のようなカーブで遷移していきます。

これを聞いてわかる通り、もしあなたが「生産性を上げたい」「どんどん業務を終わらせたい」と思うのであれば、やることは単純です。それは、「生産性がどうしても下がってきてしまう中盤の時間を減らす努力をする」というです。なんなら「中盤をなくす」という方向で進むこともあり得るでしょう。

その為に必要なのが、デッドラインを設けることです。考えてみれば、デッドラインを設けなければ行なっている作業は全て中盤になってしまい、どんどんと効率が落ちて間延びした時間になってしまいます。そうならない為にも、まずその作業の入る前にしなければならないのが終わりを決めること、すなわちデッドラインを設けることが大切になってきます。

1にも2にもデッドラインを先に決める。寝る前には次の日のざっくりとしたデッドライン(スケジュール)を決めて、パソコンを開く前にはこの後の仕事のデッドラインをさっと確認します。たったこれだけで、自分の中で時間に対する感度が上がり、生産性が高まると思います。

デッドラインがあるから頑張れる

人は終わりがなければ永遠に怠けますし、終わりを設定しないといつまで経っても終わらせることができません。死ぬから今を頑張って生きるわけなので、死なないとわかったら多分人間は何もしなくなるか、やっていたとしてもこんなには頑張っていないと思います。もっと気長に悠長に何事もやっていると思います。

アカデミー賞8部門で優秀賞を受賞し、最優秀賞にもノミネートされた『カメラを止めるな』の監督を務めた上田慎一郎さんも自身のTwitterにて、「一番大切なことは締切だ」と言われていたように、人はデッドラインがあるから頑張れる生き物です。

デッドラインを設定するということは、自分の生産性を半ば強引に引き上げる手段であり、僕は誰もができる最高の手段であると僕は思っています。時間ばかりを気にしてしまい、それが目的と化してしまうと足元をすくわれてしまいますので、それだけは注意してほしいです。

ただ、思わぬ副産物として、普段デッドラインを切りまくって時間に向き合う分、プライベートな時は家族や恋人と時間を楽しむことができるようになると思います。時間を気にしない幸せな人とのプライスレスな時間をゆっくりと楽しんでください。多分、この時間がより幸せに感じられるということがデッドラインを切りまくる思わぬメリットだと思います。

昨日も終わりの話(「終わりの数」が成長速度を決める)をしましたが、終わりは本当に大事だと最近痛感しています。この終わりをどう捉えるか、どう扱っていくかで人生はどんどん好転すると個人的には思っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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My Memo
1997年の日本生まれ。