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女子大生との戯れ #2

〜対面編〜

2週間後が近づいてきていた。
完璧な酒ノリでの約束だったため、
女子大生たちに怖がられてるかもしれない。
どうなるんだろうて全くわからない状況だった...


3日前になりYくんに連絡した。
「21日会えそーなん?」

「予定一応空けたけど、あの子達来るかな」

「Yくんいけるなら、わたしも何とかする!」

「了解!前に1回聞いたんだよね。来ます!とは言ってたけど、どうかね」

「あー個人的に聞いたんだ!やらしいねぇ」

と送ったら、一言多くて怒られた。
酔っ払いだから許してもらえたw      

私は、本人たちに連絡することに
「21日どーする?お酒ノリな感じだったし
   全然無理しなくていいからね」

「とりあえず連絡まってまーす❤︎」

かなり優しくトークを送ったが返信がない。
やっぱりそーだよなーと諦めかけた...


次の日の夜。
「お2人が良ければ行きますよ!!」
「Rちゃんとわたし(Tちゃん)は行けます!」

物怖じしないJDから返信がきた。
4人のうち2人が会えるということだった。
「じゃあ4人で飲もう!」と、正式に決まった。
(わぁ〜本当に会う事になった)



そして、いよいよ当日。
少し遅めの21時に
有名な犬の銅像前で待ち合わせをした。

仕事を終えてワクワクしながら向かった。
酔っ払って会話した感じから想像すると、
今どきのイケイケJDが来るのかなと予想していた。

私は、先に合流したY君と彼女たちを待った。
「お腹すいちゃったのでマックにいます」
と連絡が来ていた。
お腹すくよね。遅くてごめんと心の中で謝る。

大人になると、女子大生と関わる機会なんてほとんどない。どんな心境なんだろうと
Y君にちょっといたずらっぽく尋ねる

「女子大生と飲めると思うとドキドキする?興奮する?」

「いや、そんな感じではないよ。だた、話してみてどんな子達なんだろうて、純粋に興味があるって感じかな」

冷静に、まともな返答をされた。
恐らく、一般的な男性だったら
結構ドキドキするんではないか?
溢れそうな下心を必死に隠すのではないか?

Y君は女の子にチヤホヤされることもあるし、
仕事上でも場数を踏んでいるので、多少の事ではうろたえないそんな堂々としている人だった。
なんだよ、私の方が興奮してて男みたいじゃん!
と思っていると、「着きました!」と連絡がくる。


想像していた感じとは全く違い、
あどけない可愛らしい2人組が目の前に現れた。

Rちゃんはかなりの人見知りらしく、
私たちと話すTちゃんの後ろに隠れて、
何も話さなかった。
そう最初は、小動物みたいに静かだった。


後から聞いた話だが、
2人が想像していた私とY君は、
スカルプ爪のギャルとチャラ男だったらしい。笑笑

「若くて綺麗なお姉さんと中村倫也似の
カッコいいお兄さんで良かったです」
て言われました。
※かなり脚色しています



大衆居酒屋に移動した。
初めましての乾杯をする。
最初は、当たり障りのない世間話を
つまみをつつきながらした。
さっきマックを食べていた2人は、
私たちの分まで(あげた)唐揚げを頬張っている。
もりもり食べる可愛い姿に癒された。

お酒も入ってきて段々とディープな話変わっていく。
その頃になると、最初とは別人のように
話をするRちゃんの姿があった。
心を開いてくれたようで嬉しかった。
一方、Tちゃんは沼男について語ってくれていた。

わたしは”沼”という言葉は知っていたけど
身近にそういう人はいなかったので実態は知らなかった。

話を聞くと、かなり深刻なタイプのセフレ沼ということがわかった。
その話を受け、私は自分の暗黒時代(モラハラ彼氏やもともと自己肯定感が低かった等)を語った。
Y君はその当時の私も知っていたので、
なんか言ってくれていた気がするけど忘れた。

「そんな時があったなんて、思えません」

「大丈夫、人は変われる。辛いことも笑い話にできる時が来るよ」
「そうそう」と相槌を打つY君。
もちろん楽しい話もたくさんした。


突然Rちゃんが目の前にいるY君に
「中村倫也に似てますよね?」と言い出す。

「そう、昔から結構言われるんだよね」と
はっきり返すY君。

え?そうなの!?私はその言葉を聞いて驚いた。
だって、長年の付き合いだけどそんな事1度も思ったことなかった。
まじまじY君の横顔を見てみる(ジーーー)

「確かに似てる!今まで思ったことなかった」

近くにいすぎると逆に気づかない事ってあるよね笑
時間も忘れて話し込んでいると、閉店時間になった
2人はまだ帰らなくていいと言うので

「じゃあ場所を変えよう!」

と電車に乗り込み、夜の街へ向かった。



この後がみなさんご期待の本編かな。
もう楽しすぎて一生爆笑と興奮してた。
新たな扉が開いた夜でした…


次回、夜の街での一夜です。

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