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未来の自分が過去の自分を愛せるように、今の自分が今の自分を愛していく。 〜「ユーチューバー」を読みました〜

村上龍さんの「ユーチューバー」を読んだ。

「老いる」ということについて考える。

人は歳をとる。
歳を重ねる。
歳をとってしまう。

それは避けられないこと。
誰にでも平等に訪れる「苦悩」と呼べるかもしれない。

老いた僕が、本書のように過去の自分を振り返った時、どう感じるだろう?

いい人生だった。
色々あったけど、なんだかんだ自分で生まれて良かった。

そう思えるだろうか?
いや。そう思えるように生きねばだ。

自分に生まれてしまった。
それはもう、変えられない事実だ。

諦めろ。
自分は自分でしかない。

そんな自分に生まれて良かったと、少しでも自分を愛せるように、今日も行動していこう。

本を読み、ランニングをし、部屋の掃除をして、食事に気をつかってみたりして。
それは全て自分を愛するためだ。好きでいるためだ。

はるか未来、老いた自分がどう考えるかなんて、コントロールの範疇にない。

僕が今できることは、今僕が僕を好きだと思えるように努めることだ。行動することだ。

いつかの自分。
期待していてくれ。

あなたが過去の自分を好きでいられるように、僕は今、必死にもがいてみているところだからさ。

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