「その日暮らし」が人生を楽にする。

その日暮らしとは、

１ その日の収入で、その日をやっと過ごすこと。また、そのような余裕のない生活。

２ 目的や理想もなく、毎日を何となく過ごせればそれでいいという生き方。

という意味らしい。

ネガティブな意味合いで使われる言葉だけど、「その日暮らし」を意識することで、人生は楽になるんじゃないか。

人生の苦しみの大元は仕事にある。

その仕事を、「日銭を稼ぐための労働」だと割り切ってしまえばいい。

たとえ正社員として働いていても、「日雇いのバイト」くらいの感覚で、とりあえず日銭を稼ぐことを目的にしよう。

とりあえず1日をやり過ごして、飯が食えていればオッケー。

その日暮らしで生きていくと、人生に対するハードルがガクンと下がり、生きるのが楽になる。

仕事のクオリティで悩んだり、会社の人間関係で悩んだり。

そんな時は、「とりあえず日銭稼いで飯が食えてればいいや♪」と気楽なその日暮らしマインドで生きていこう。

苦しい日々が永遠に続くと思うから余計に苦しい。

どうせ未来のことなど誰にも分からない。

だったら先のことを考えることを放棄してしまって、気楽にその日暮らしをしていけばいいんだ。

明日のことは、明日考えよう。

今日はとりあえず、日銭稼いで飯が食えている。

それで100点だということにしていこう。

1日1日をただ生きていく。

その日暮らしは人生を楽に生きるための「戦略」だ。

結局、私たちが生きられるのは「今」この瞬間でしかない。

私たちが生きられるのは、過去でも未来でもなく、目の前にある「その日」でしかない。

その日暮らしをしていこう。

その日暮らしでそれなりに楽しんでいればいいやと、人生を緩めてあげよう。

大丈夫。
人生はなるようになると決まっている。

その安心感の中で、ただ今日1日を、その日暮らしで軽やかに楽しんでいけばいいのだと思う。