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個人的キムチ一位-キムチは生きてる-

みなさんキムチは好きですか?
僕はスーパーに買い物に行ったら3番目くらいにキムチコーナーに行く程度のキムチ好きです。

僕がキムチ好きになったのは実はつい最近のこと。
毎週日曜オモコロにて配信されているネットラジオ「ありっちゃありスパーク」(通称ありスパ)に「キムチ一位」というコーナーがあり、それがきっかけでキムチを買い漁り始めたのです。

この世に存在するすべてのキムチを食べ比べればいつか最後まで勝ち抜く一位のキムチが生まれるのでは?」という「そりゃそうだろ」な理由で始まったこのコーナー。

おっさん2人がキムチを食い続ける異常なラジオをずっと聞いていたら「俺も自分の中のキムチ一位を見つけたい」となるのは男の子なら当然ってもんですよね。

というわけでありスパに影響されてキムチを食い始めたにわかキムチ好きの僕がこれまで食べてきたいろんなキムチに順位をつけ、僕の中での「キムチ一位」を発表したいと思います。

ちなみにありスパでは「東京の○○って焼肉屋で無料で食えるサービスキムチ」や「川崎のローカルスーパーにしか売ってないキムチ」など、食べるのに一苦労するキムチを紹介していたりするのですが、今回は「ふらっとスーパーに行けば買えるキムチ」だけを選んだのでこれを見た人はすぐスーパーにダッシュしてくださいね。

第3位 王道キムチ

乳酸菌も入っている

「え?3位からなの?少なくない?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、別に今まで食ったキムチのこと何もメモってないし記憶だけで書いてるのでそこは許して欲しい。また思い出したらツイー…ポストするから。

というわけで第三位は秋元食品の「王道キムチ」!
王道と書いてワンドと読むカッケ〜キムチです。(正直名前だけでランクインさせた節もある)

このキムチはとにかく食べやすい!
辛さよりも旨みが前面にくるタイプのキムチで塩気もほどほど。
これ単品で食べるのに非常に向いてるキムチです。

ただ冷奴に乗っけたり豚キムチにするには少し味が物足りなく感じてしまう淡白さのためこの順位に。

あとパッケージに乳酸菌が入ってることをアピールしているが、乳酸菌の味のイメージがキムチから一番遠いところにいる「カルピス」しかないため、乳酸菌の何がどう味に寄与しているのか不明なのも怖い。(怖い?)

第2位 麻辣キムチ

ネットにあった画像が全部ガビガビだったため
僕が撮った写真です

第2位はPICKLES(ピックルス)(すごい社名)の「麻辣キムチ」!
「花椒の痺れ感と唐辛子の辛さが癖になる」含めて製品名なのかは諸説あり、さまざまな学説がある。

どこのスーパーで買ったかも全く覚えていないが、ただ自分が「麻辣」という言葉によわよわのざこざこなので買ってしまった一品。

麻辣とは、舌が痺れる辛さである「麻味(マーウェイ)」と舌がヒリヒリする辛さである「辣味(ラーウェイ)」の二つの辛味で構成される、いわゆるシビカラと言われる中国が生み出したうめえ味のことである。今更ですね。

ご存知キムチは韓国の漬物。
そこに中国の麻辣が加わったら、一体どうなってしまうんだ〜〜?!?!(トムブラウン布川)

全然ダメではなく美味い
キムチの辛さとシビカラ感が非常にマッチしているかつ、旨味が痺れと辛味に負けずに確実に存在しており全く埋もれていない。

大体この手の「麻辣」を全面に押し出している商品はバカみたいに痺れる加減を知らないパワータイプか、山椒の香りがほのかにするかな…?くらいのビビリタイプばかりなイメージがあるが、この麻辣キムチの麻辣は本当にちょうどいい

単品でバクバク食べて爆汗をかいてもいいし、キムチ味+麻辣味の味がたくさんある(?)キムチなので他の料理にもかなり合う気がします!
(僕は買うたび単品で食い尽くしてしまうので料理に使ったことはないです)

ただ…販売元のPICKLESのサイトのキムチ製品一覧ページにコイツいないんですよね…

人気商品であろうご飯がススムシリーズの亜種は無限(14種)にあれど、麻辣キムチの姿がどこにもないんですよね…。

最近スーパーで見かけないと思ったら…もしかしたらもう廃番になってしまったのでしょうか…。

もし廃番になっていたとしたら、この記事を後世に伝え「こんな美味いキムチが過去にあったんだよ」ということを子々孫々語り継いで行ってください。

それだけが私の望みです。

第1位 手作りにこだわったおいしい本場キムチ

マジで美味い

マジで美味い!!!!!!!!!(大声)

栄えある第1位はライフプレミアムの「手作りにこだわった美味しい本場キムチ」!!!

本家ありスパでもしばらく一位の座をキープしていたほどの実力の持ち主!(金龍キムチの登場により惜しくも陥落)

ライフという首都圏をメインに展開してるスーパーのちょっと高級路線のプライベートブランドキムチなのですが、僕がキムチにハマったきっかけにもなったキムチなのです。

最初にありスパでの絶賛っぷりを聞いた時は(少し褒めすぎでは?キムチにそこまで味の差があるとは思えないんだが?w)と半信半疑。

たまたま家から一番近いスーパーがライフだったので物は試しと買って食ってみたところ、マジで美味すぎて「は?」みたいな反応したのを覚えています。

何がどう美味いとかちょっと言語化が難しいんですけれど、明らかに他のキムチに比べて味が""深い""んですよね。
かと言って味がめちゃくちゃ濃いのか?と言われたらそうでもなく、なんか、こう、色んな味がするんスよw(放棄)

あとカルチャーショックを受けたのがこのキムチ、入れ物の中で畳まれてるんですよね。
キムチってプラの箱にグチャア…とぶち込まれてるのが一般的だと思うんですけど、ライフプレミアムのキムチは三列に綺麗に整列して畳まれてパッケージされてるんですよ。

行儀がいい

畳まれていることによって白菜をペリペリ一枚づつ丁寧に食べることができるので「俺は今いいキムチを食ってるぞ!」という気持ちにさせる、メンタルにも効くキムチなのです。

こればっかりはほんとに単品で食って欲しい。
ライフプレミアムのキムチを豚キムチとかキムチ鍋に加工して食ってる人間がいたら倫理観を疑います
それくらい美味いキムチなんですよ。マジで。

食べてくれ。

キムチは生きてる

ここまでオススメのキムチについて駄文を書いてきましたが、ここらでタイトルにある「キムチは生きている」を回収しようと思います。

キムチって同じ商品でも食べるときの熟成具合によって味がまっっっったく違うんですよね。

どれくらい違うかというとあれだけ絶賛したライフプレミアムのキムチでも、キムチのコンディション次第ではトップバリューのキムチ並の味になる場合があるんですよ。

トップバリューのキムチ。味が薄い。

逆にいうとトップバリューのキムチでもコンディションが良ければライフプレミアムのキムチに肉薄する場合が…ごめん多分それはないかもしれない。

とにかく、キムチは熟成具合、周囲の温度、食べる時期などに味が大きく左右される、まさに生きていると言っても過言ではない食べ物なのです。

なので、実は美味しいキムチだったのにコンディションが悪いものを掴まされている場合があるので、一度食べたくらいじゃそのキムチの良し悪しはわかんないんですよね。

人間と同じですよ。
第一印象が悪くても話してみたらおもろい奴とかいるじゃないですか。逆も然り。

どうですか?
キムチ、面白くないですか?

これまで焼肉屋に行った時惰性でつまむくらいしかしてこなかったキムチ弱者の皆さん。
是非、色んなキムチを食べてみてください。

きっと驚くほど美味いキムチに出会えるはずですよ。

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