キーワードシリーズ:ワンストップ支援センター
前回のキーワード『性暴力』の記事の中で、
『自分や大切な人が被害に遭ってしまったら・・・
#8891 (はやくワンストップ)に連絡を』
と書きました。今回はワンストップ支援センターについて、もう少し補足します。
⭐️性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターは、各都道府県に設置されている。
自治体によって開所日時も異なるが、#8891に電話をすると、最寄りのワンストップセンターとつながる。
電話相談・メール相談・ライン相談がある。
面談は予約制。
⭐️ワンストップ支援センターで受けられる支援
(病院、警察、区役所、児童相談所 などの必要な関係機関と連携して援助)
•緊急避妊薬の処方や性感染症検査、証拠採取などの医療的支援
•カウンセリングなどの心理的支援
•病院、警察などへの同行支援
•弁護士による法的支援
•産婦人科費用、カウンセリング、法律相談は一部公費負担になることがある。
⭐️被害にあった直後はもちろん、数年たった後にも相談ができる。
(性暴力被害に遭っても誰にも言えない方が多いのが現状です…何年後でもいつでも相談できます!!)
男性や性的マイノリティの方は、特に誰にも言えない…と言う方が多いが、
『男性及びLGBTQs被害者のための専用ダイアル』で専門相談員が対応する日時を設けている自治体もある。
⭐️知っておきたい大切な事が、ホームページに記載されている。
◯被害にあった方を、さらに傷つけないために周りの人達が注意したい言葉があること(悪気がなくて、励まそうとしていても。)
•夜遅くにそんな格好で歩いていたから
•たいしたことなくて、よかったよ
•もう忘れよう
•頑張って など
◯被害にあった人は悪くない‼️
→体が固まって抵抗できないことは、よくあることだから自分を責めない。
→男性の場合、被害に遭っている時に体の反応として勃起や射精がある事があるが、受け入れていたわけではない。(自分を責めてしまう人が多い)
◯性犯罪、性暴力の被害に遭った後に起こる様々な反応
→知ることで、被害者の方は自分の現状を知ることができる。被害者の周りの方は、被害者を傷つけずに 守ることができる。
•被害を思い出せなくなることや、説明があいまいになったり、話の辻褄が合わないことがあるが、嘘をついているわけではない。
•何も感じられなかったり、考えられなくなる
•疲れやすくなる、不眠、食欲不振
•自分を責める、気持ちが落ち込む
•回復には時間がかかることがあり、被害者が甘えているわけではない。
◯警察への相談(各都道府県警察の性犯罪被害相談電話窓口)は #8103(ハートさん)24時間受付
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