中南米で人気のSNS。Hoxbyのチームメイトに聞いてみた
以前、私が参加しているフリーランスのコミュニティ「Hoxby」の紹介をします、とこちらで書いたのですが、あっという間に1年(汗)。
今日は、Hoxbyと最近チームが教えてくれたラテンアメリカ(中南米)で人気のSNSについてご紹介します。
Hoxbyとの出会い
私がHoxbyと出会ったのは、2019年春のこと。
最近日本のビジネスコミュニティでも話題に上るようになったビジネスSNSのLinkedInで、仕事のお誘いを受けて参加しました。以来、あるアニメ関連のグローバル企業の広報活動を支援しています。
Hoxbyとは?
Hoxbyは、40カ国から1000名以上が参加するフリーランスのコミュニティです。会社ではありません。
参加しているフリーランサーの職種は幅広く、私のように広報(PR)を生業としている人の他に、ライティング、マーケティング、コンサルティング、通訳・翻訳、Web制作、映像制作、デザイン、SEO、HR、会計、人事など、実に多岐に渡るフリーランサーが参加しています。
イギリスを拠点としているので、共通言語は英語です。
ファウンダーのLizzyとAlexを含め、全員がリモート参加なので、参加にあたり居住地域は問われません。当初お誘いを受けた際、私は東京に住んでいないけどクライアントは大丈夫?と確認しましたが、何の問題もありませんでした。
Hoxbyはいわゆるクラウドソーシング運営と言うこともできますが、明確に違うのは、
コミュニティの志に賛同している必要があること、(これについてはまた次の機会にご紹介します)
ベースがコミュニティなので、横のつながりもあり、参加者が自主的、主体的に動いているということ、
中の人の仕事自体も参加メンバーで成り立っていること、
参加には事前審査があること、
プロフィットシェアがある、という点でしょうか。
Hoxbyで私がやっていること
さて、そんなHoxbyで私はこの2年ほど、イギリス、フランス、ドイツを担当するメンバーとチームを組んで、あるアニメ関連のグローバル企業の広報活動を支援しています。
先ほど参加にあたって居住地域は問われない、と書きました。該当の地域を担当するにあたって、チームメイトの居住地はばらばらです。イギリス担当メンバーのひとりであるPaulaはスペインのマヨルカ島から参加していますし、ドイツを担当するAnne-Lieseはオーストリアを拠点としています。
そして、最近このチームにラテンアメリカとスペインを担当するチームメイトのKatyとSarahが新しく参加しました。拠点はそれぞれブラジルのリオデジャネイロとポルトガルのリスボンです。
前職の外資系広報代理店は、シリコンバレーが本社、アジア各国にオフィスがあったので、当然のことながら話題はアメリカやアジアの話が中心でした。ヨーロッパとも多少関わりはありましたが、今回、私の社会人経験の中で初めてラテンアメリカとの接点ができ、かつチームのメインはヨーロッパ、ということでなかなか新鮮な日々を過ごしています。
例えば、先日は、ラテンアメリカで人気のSNSの話になりました。KatyとSarahの了解を得たうえで、忘れないうちにどんなアプリが流行っているのか、こちらにまとめてみます。
ラテンアメリカでポピュラーなSNS
ラテンアメリカでは、WhatsAppが最も重要なコミュニケーションツール。
ブラジルでは、93%のスマホユーザーがWhatsAppを利用している。アルゼンチンでは84%。ブラジルとメキシコのWhatsAppユーザーだけで、同アプリのユーザーの38%を占める。
ラテンアメリカのユーザーは、絵文字やミームが大好き。中でも面白スタンプの人気は高い。(ミームは、画像にテキストを載せて作るネタ的な画像のことです。what is meme と検索をするとこんな画像が出てきます。)
ラテンアメリカでは、インスタグラムのストーリーで展開される写真やインタラクティブコンテンツが人気。よって、GIFやフィルター、クイズ、ARなどのウケがいい。
日本と同様にオーディオが注目を浴びている。ポッドキャストから、最近はクラブハウス、ツイッターのSpacesやBeamsなどの名前があがりました。ちなみに、ブラジルのクラブハウスのダウンロード数は、世界で6番目だそうで、「クラブハウスは日本より早く流行ったよ!」とのことでした。(笑)
日本ではあまり聞かないWhatsAppですが、アプリのリリースは2009年。ラテンアメリカでの普及率がすごいですね。ブラジルの人口をざっくり2億として、2018年の数字ですが、こちらによるとスマホの普及率が60%、そのうちの93%が使っている計算ですから、ブラジルだけでも1億1千万人が使っていることに!(計算あってる?)
Hoxbyでは、こういったデータも交えながら、国や地域ごとにどのような広報活動が提案できるのか、通常のメディアリレーションに加えて、コンサルティングも展開しています。
全くの余談ですが、以前Zoom以外のビデオ会議の選択肢として、ノルウェー企業によるWherebyの名前があがっていたので、こちらもメモしておきます。
チームとは、普段Slackでやり取りをしていて、必要に応じてZoomやMeetでWebミーティングをします。時差等で直接話す機会もなかなかないのですが、また海外の面白い話があれば、ご紹介しますね。
Hoxbyの40カ国、1000名からなるCollective Intelligence(集合知)を活用したパートナーシップにご興味のある企業様はこちらからお問合せください。ご紹介が必要であれば、こちらから私宛にもお知らせいただければと思います。