仕事で心に響いたことば
この秋が来ると、社会人になって四半世紀となります。すでに若いころの話は記憶のかなたにありますが、丁度 #大切にしている教え というお題があったので、上司やクライアントとの会話の中で、今も心に残っていることばを3つ、ご紹介します。
「仕事をしなかった」ことを悔いて死んでいく人なんていない
すでにどんな状況でこの話になったのかは全く覚えていないのですが、当時は残業上等!な環境でしたね…。子供をもっては仕事を続けられないだろうなあ、と思っていました。
上司の上司(アメリカの方でアジアに長い)と話をしたときにもらったこのアドバイスがなぜか記憶に残っています。ゆえに、もし今後選択を迫られることがあったら、家族のことが優先に決まってる、と。
20年も前の話です。きっとこんな風にズバっと人生で大切なことを教えてくれる人が身近にいなかったのでしょうね。
(補足:「親・保護者」という立場になってみれば、子供には「こちらのことは気にしなくていいから、好きなことを存分にやりなはれ」と伝えたいなあと思っています。
You tell me what you want me to do
代理店勤務時代は職業柄、外資企業のトップやエグゼクティブにお会いすることがよくありました。この言葉は、某IT企業のCEO職にあった方との会話から。
どんなふうにでも対応するよ、という懐深いことばですが、同時に「こうしてください」と強く言えないとダメなんだ、と思わせられました。
他によく、海外の上司やクライアントからは、
What can I do for you?
How can I help you?
というフレーズを耳にします。
あなたは私に何をしてほしい?
日本では「以心伝心」「察する」「空気を読む」文化がありますが、海外の方とやり取りする際は、「してほしいこと」が明確でないとコミュニケーションは成立しません。海外の方とやり取りをする際に覚えておきたいメンタリティだと思います。
Think outside the box!
枠にとらわれないで、はみ出して!
この言葉は前職でマントラのようによく聞きました。
人間ともすればつい楽な方向に流されがちですが、1cmでもいいから毎日ちょっとだけでも、昨日の枠からはみ出るようにしたいものです。
おまけ
最近話題のAIについて、こんなコメントがタイムラインに流れてきました。Think outside the box! に通じるところがありますので、ご参考に置いておきます。