長所50個チャレンジで自分探しの時間旅行にでかけよう
「まずは自分の長所を50個書き出してみて」
今から10年ほど前、はじめてのコーチングでだされた宿題。
長所、50個?
なんだ、簡単じゃん!
そう思って書き出して、多分30個くらいはスラスラ書き出せたと思う。
その後は、ひねり出した感じで、過去の自分を振り返ったり、子どもの頃に褒められたりしたことも書き出したりした。
・明るい
・元気
・よく笑う
・積極的
・人見知りしない
・やさしい
・ハキハキしている
・字がキレイ
・時間を守る
・真面目
こんな感じであげていって、最後の方は足が速いとか計算が早くて正確とか、なんとかこじつけで50個「私」をひねり出した。
それまで自分自身を見つめる機会がなかったので、長所50個を考える時間は、一種の内観だったのだと思う。
あまり深く考えず、テンポよくひねり出していった50個。達成した時はちょっとした満足感でいっぱいになった。
同時に、長所50個以外にも宿題が出た。
「身内2~3人、友人2~3人、合計5人から
ゆかりちゃんの長所を10個書いてもらって」
母、妹、職場の同僚、会社員時代の同期で友人などにお願いして、それぞれ10個書いてもらった。
意外だったのは、他者からみた「私」は自己分析した「私」と変わらなかったこと。身内も、友人も、私も、誰もが「私」を同じようなイメージでみていたことがわかったのだ。
もちろん、新しい発見もあった。
・清潔感がある
・肌がキレイ
・面倒見がいい
・お母さん的包容力がある
・しっかりしている
・賢い
自分では思ってもいなかった「良いところ」。他者からはこんな風に観られているんだという発見は、とっても新鮮。コンプレックスに思っていたところが長所とみられているなんてビックリしたし不思議に思った。
この宿題ワークは、私の自己肯定感を高めてくれたんですよね。
これでいい、このままでいい、私はわたしでいい
この経験から、私もクライアントさんに
「まずは自分の長所を50個書き出してみよう」
「お友達にも10個聞いてみて」
と、自分との対話をしてもらうようになった。
そして、私も同じように第一印象からクライアントさんの「良いところ10個」をお返ししている。そこには新しい発見がまっていたりするから。
自分に自信がなかったり、自分がキライだって思っているのなら、まずは自分探しからはじめてみよう。そして自分を知って好きになることからはじめてみる。
良いところ50個。
もしかしたら100個探せるかもしれない。
過去の良かったことを振り返ったりして紐解いてみるのも、自分探しの時間旅行。そんな旅に出かけてみるのもいい。
パラレルキャリアをもつフリーランス助産師です。歩くパワースポットと呼ばれるくらい幸運体質な私が、妊娠/出産/子育て/女性の健康/の情報発信と日々のくらしのよしなごとをエッセイでつづっています。サポートしていただけたら最高にうれしいです!