初心を忘れてはならない

“なんとなれば、現在もひとつの初心なのだという自覚を失ったならば、どれだけ自分の芸が上達したかという進歩の程度を知る尺度がなくなり、したがって、能は進歩しない。こういう次第だから、若い人たちは、現在の初心をけっして忘れてはならないのである。”
(「花鏡」・p310)

相対化するために必要と。

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